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2024年 読んでよかった本 Part1

 私は、読書が大好きです。自分にとって興味がある分野の本を読むことで知識を深められますし、体験していない事を疑似体験することで、物事を見るときの新たな視点を得ることができるからです。今回のnoteは、「2024年に読んでよかった本 Part1」という事で、2024年に読んだ本の中でよかったと思うものを紹介したいと思います。今回は以前読んで再度読んで見た本も含めて紹介します。同じ本でも過去の自分と今の自分ではそこから得られる考えが違ってきます。それは、読んでいる自分が成長しているからです。今回も、本が今の自分の世界を彩り豊かにしてくれました。

1.最高の体調

 サイエンスライターの鈴木祐さんの本。狩猟採集民時代を基本に体や脳の仕組みができている。ですから、体が不調になったら、その時代よりも、多すぎるもの、少なすぎるものは何か考えると調子を整ることができる。そんなことが科学的に分かりやすく伝えられている本。個人的にはスマホの時間を少なくすることが大事だと感じ、家に帰ってら家族に自分のスマホを隠してもらうようにしています(笑)

2.山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る

 日本の医学者の山中伸弥さんと、小児脳科学者の成田奈緒子さんの本。印象に残っているのは、「ヤバいって感じて動ける力はさ、日々の生活の中で前頭葉を活性化させて脳をきちんと成長させることで身につくの。」というところです。早寝早起き朝ごはん、まずはこれが大事。本気になったときにぐっと乗り越える力を、脳を育ててあげることが大事なんだと感じた一冊。

3.人を見抜く技術

 雀士で20年間無敗の桜井章一さんの本。伝説と言われた男の人間観察力について書かれている本。印象に残ったのは「真似をしてもできない部分を克服するには、真似の技術を追うだけではなく、その対象の根っこの部分を感じる完成を少しずつ磨いていくことが大切だ。感性を研ぎ澄ましていくことで、それまで見えてこなかったもの、見落としていたものが見えてくるようになるのだ」というとことです。自分の感性を大切にして、見えてくる世界をとらえてみたら、また世界は違った姿にみえるのかもしれません。

4.思考の整理学

 お茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古さんの本。ずっと前に買っていたのに、今年初めて読みました。もっと早く読んでおけばよかったと思える内容でした。よい考えを生み出す方法や、学校教育の問題点について確かにそうだなと思えることが言語かされていて、「そうだよね、そうだよね。」って思いながら読みました。驚いたのは40年以上前から今の学校教育における課題に通ずる点を指摘しているところでした。引っ張られて飛ぶグライダー人間ではなく、自分にエンジンをつけて飛ぶことができる飛行機人間を育てる視点を自分自身より意識しながら仕事をしていかなくてはと思わされた1冊でした。

 今回は2024年に読んだ4冊を紹介しました。今年は年間30冊以上の本を読むことを目標に読書部活動をしていきます。

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