見出し画像

惰性でやるか、変化していくか。

先日車が廃車になり、軽バンを預かりがてら知人の事務所にてお互いの近況報告。

その人は常にアンテナを張っていて、
いいものがあればどんどん取り入れていくような人で、吾輩も参考にしている所が多々ある。

考え方が近く、楽する為に工夫するタイプの人。

事務所内の移動がめんどいから、特定の作業の時は振り向いたらPC、横にスライドしたら作業デスク、という環境を作ってたり。
おあつらえされた環境ではなく、自分で意見を持ち、環境を変えていける人。

こういうタイプの人は一緒に仕事をしていきたいな、と思っている。

話は変わって、

初めてお付き合いする会社の一軒家の片付けのお手伝いに行った時の事。

社長は体が不自由なので作業はしない。
従業員の男性と、お手伝いの年配の方、パートさんぽい女性と、吾輩。

郷に入りてはということで、指示通りに動こうと決意。

工程は社長と従業員とでなんとなく話していたみたいで、
初日は1階の車庫とその周りの部屋からスタート。

車が縦に3台は入るであろうスペースがあり、そこで木製品、鉄製品、紙類、その他雑ごみと仕分けるという話なのだが、従業員と年配が小部屋からどんどん物を出してきて足の踏み場がない。

農家をやっていたみたいで、スコップや竹、カゴなどかさばるものがいっぱい。

木製品を置くところ、鉄製品を置くところ、雑ごみを置くところのスペースも作らないから、パートの女性も混乱して吾輩に聞いてくる始末。

どうやらパートの女性も、普段は会社で事務をしているらしく、現場のことをよくわかってないらしい。

しばらくすると従業員が「休憩にしましょうかー」といい、年配の方と奥の部屋から車庫に出てこようとするのだが、自分たちが部屋からぶん投げた荷物が入り口をふさいで、出られなくなっていた。

「あぁ、今まで何も考えないで惰性で仕事していたんだろうなぁ。」と思った。

現場作業において

・導線
・作業場所
・保管場所

の確保が最優先で、

その後、分別が必要なら作業場所、単品で判別が付くものならそのまま保管場所に移動させて、
部屋ごと随時完了させるやり方がスムーズなのだが、その為には分別と移動の人数割合が肝で、
そもそも2人で部屋から物を出す必要がない。

従業員は残り3人の作業を見ながら、
足りない所を指示していかなければいけないが、天照大御神のごとく部屋から出てこない。

この現場は3日続くのだが、先が思いやられる。

続きはまた次回。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?