今日は知り合いの社長の所の搬出作業。
２階の１部屋のみの片付け。

そこは、先代が残した手作りの食器（壺や花器など）が沢山あり、人数いた方が良いという社長の判断から、
朝、会社にて「シルバー人材センターから1人来ます」と。

従業員のおじいちゃん（ここの市の仕分けのルールは彼しか知らない）と、吾輩、そして新たにシルバーが来るという。

ハイエースとトラックに分乗し、現地にて作業開始。
とりあえず部屋から全て出し、庭で仕分けして積む、と。

部屋から出す人、階段にて玄関まで運ぶ人、庭に並べる人というフォーメーション。

部屋内は従業員のおじいちゃんにお願いし、外に並べる（仕分けのことを考えてある程度同じカテゴリーに）のは吾輩。

知識も経験もないシルバーは、階段で玄関まで運んでもらうことに。

吾輩が大きなものを運び、玄関にて待っていても、シルバーが来ない。

２分待って、来なかったので２階へ。

シルバー、２回の階段の手前に荷物を貯めている。

部屋から階段の手前まで、およそ４０ｃｍ。

「玄関まで下してください」と伝え、段ボールを外に出し、

また玄関にて待つ。

来ない。オークションのチェックをしても、
来ない。

あぁ、日が暮れる。
日当で動いているので、早く終わらせて帰りたい。

再度２階に上がり、「玄関から庭やってください。」と伝える。
下に降りるときに、シルバー、何も荷物を持たないで空身で降りる。

壺などは室内で割れると大変なので、
我輩が手運びで玄関に並べる。
並べる、並べる。

シルバー、何してるの？

そして玄関がパンパンに。

ちょっと様子見ようと思って待っていたら
「こんな持ちにくいもの＆’）％＆ｇせｑ；ｙｔｇ’＆）＃」
「なんでこんなにｗせｄｒｆｔｙふじこ」とぶつぶつ文句を言っている。

シルバー、働きに来たんだよね？

従業員のおじいちゃんの指示にも従わず、
妙に慣れ慣れしくタメ口きいてくるし、
なんかわかったような感じで話に入ってくるし、導線に立ちはだかるし。

従業員のおじいちゃんと、
２階から家具を出す為に作業していたのだが、
階段から出るサイズではなく（手すりを新たに設置したっぽい）、
２階で解体になった。

毛布にて床を守り、家具を寝かせて解体するのだが、大体はキックでバラバラになる。

おじいちゃんと自分は毛布の上で、外履きでキックして解体。

解体が終わったので、靴を脱ぎ、バラバラになった家具をまとめて居たところ、従業員のおじいちゃんが一言「シルバー、なんで靴履いてるの？」

はっと見ると、シルバー、外靴履いて階段おりてる。

もう説明するのも面倒臭い。
正直、邪魔。

午前中にて何とか終了し、社長がお客様と話している間に外で待機。

そんな中、なんや俺は靴屋で４０年働いただの、浅草の靴問屋にいただの、
誰も聴いてない自分語りを延々としている。

帰りに社長に「物も運べない、仕分けの指示にも従わないじゃ、必ずしも１＋１は２になることはない。あれなら我々の現場でのクオリティも下がる」と伝えた。

なまじ歳ばっかくって、求められてる仕事が何なのかもわからないなら、いない方がまし。

従業員のおじいちゃんと吾輩で十分終わる案件だった。

前回の記事にも書いたが→こちら
烏合の衆は烏合の衆なんですよ。結局。