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ディスクレビューしてみた① YOASOBI 「THE BOOK 3」

はぁ〜いこんにちは!
2023年もあとわずか!今年も音楽界たくさんのアルバム作品がリリースされましたが、個人的に好きなアルバム、聴き込んだアルバムなど1つずつしっかりレビューしていきたいと思います。(しっかりちゃんとできるかな)

ということで早速トップバッターで紹介するのは、YOASOBIの「THE BOOK 3」2019年「夜に駆ける」が大ブレイク!そして今年1番聴かれたであろうシングル「アイドル」の世界的ヒットで日本を代表するアーティストとなったYOASOBIの、THE BOOKシリーズ第3弾。

収録曲のほとんどが既出の楽曲で、新曲としては、M2「Interlude "Awakening"」M6「Interlude "Worship"」といういわゆる曲と曲の繋ぎの役割をする2曲なのだが、これが大きなポイントとなってくることをアルバムを聴く前段階では気づくことはできないだろう。

1曲目の「勇者」から幕を開ける。ボーカルのIkuraのブレスから入る感じがYOASOBIらしく、さぁ始まりました!って感じがなくて一瞬「おや?」っとなるが、安心してください(あのフリじゃないです) ここで先ほど言ったInterludeが2曲目にくる。そしてその流れからM3「祝福」へと、、おいおい!アルバム始まったよ!!すげー始まりました!!キタキタキタって感じになりす!!一気にボルテージ上がります!!笑
と、思ったら4曲目「海のまにまに」でスッと力が抜けたような感覚に。サビでの伸びやかな歌声がなんとも気持ちいい。
そのままの気持ちで5曲目「ミスター」へ。直木賞作家とのコラボレーション第1弾シングルとして、小説を元にしたシティポップナンバーとなっている。

ここでアルバムの半分を終え、僕はこう思いました「え?ここまで体感3分くらいなんだけど!?」気分の上がり下がり?というか、曲ごとに自分のテンションが目まぐるしく変わっていく感覚があって、いい意味でYOASOBIの2人に踊らされているように思えた。

そしてここから後半戦。6曲目「Interlude "Worship"」いやちょっとまて!くるじゃん!あの曲くるじゃん!上げてけ上げてけぇ〜!!!からの7曲目「アイドル」へ。だからほら言ったでしょ!ただ曲と曲を繋ぐ2曲じゃないって!これは本当にアルバムだからこそ味わえること。そして「アイドル」はもう言わずもがな作品通して "唯一無二じゃなくちゃイヤだ" な最重要楽曲!
8曲目「セブンティーン」曲のテンポ、BPMがYOASOBI得意のスピードで疾走感あるこの感じ!THE BOOK 1に収録されてそうな楽曲だなって思って少し原点に戻ったような気がした。
THE BOOK 3もいよいよ終盤へ。9曲目「アドベンチャー」爽やかに軽やかに弾むようなメロディーに乗せて進んでいく。
そしてラスト10曲目は「好きだ」この8、9、10の流れがすごく好きな流れで、アルバムのエンディングに向けて少し寂しさもあり、それでしかも最後にこんな甘酸っぱい青春の1ページみたいなラブソングを、、!エモすぎる終わり方、、!

「何回フラれてがっかりしたって
苦い想い繰り返したって
その度触れた君の好きなものが
いつしか私の好きなものになったんだ
それはかけがえない今の私の宝物」

「好きだ」歌詞引用


【まとめ】
冒頭にも話したようにこの作品の収録曲のほとんどかシングル曲、アニメ主題歌などにタイアップされた曲だが、アルバム通して感じたのは、ただ単にシングル曲の寄せ集めでは決してないということ。曲順の並びや聴き手を飽きさせない新曲の使い方など工夫を感じました。そして「アイドル」は間違いなく「夜に駆ける」「群青」に並ぶYOASOBIの代表曲の一つなんだなと改めて感動もしました。

とりあえずもう一周聴きたいと思います。

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