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潮風に吹かれて、血まみれのお仕事

おはようございます、ほっしーです。
今回は、とある漁港に来ています。
最近、賄い食べるのが楽しすぎて、飲食店率が高めになってもうてるんで、たまにはちょっと違う所にも行ってみたいなぁ、と思いまして。
よくわからんけど、なんか面白そうという理由で応募して、片道一時間半かけてやって来ました。
応募要項では、‘’作業補助‘’としか書いてないので、完全ノープランです🤣

現場に着いて、潮風に吹かれながら事務所のドアをノックします。
出てきてくれたのは、50代くらいの女性で、中に案内してくれます。
話しを聞くと、ほぼ毎日来ているパートさんとのことで、責任者の人が来るまでに、準備を教えてもらいます。
まず薄手のビニール手袋をして、手のひらを保護するようにテーピングを巻きます。
そして、カッパの上下を着て長靴を履きます。
ここらへんで何の作業をするのか、なんだかすんごく不安になってきます😑
いや、テーピング巻いたとこで、すでに不安やってんけど…
テーピング巻いてないと手のひら死ぬとかなんやねん😰
さらに、肘まであるごついゴム手袋をして、ゴワゴワのどでかい前掛けをします。
そして、お姉さまが言います。
「あ、血まみれになるから、自分のマスク置いといて、支給のマスクにしといたほうが良いよ♥️」
わしは今、ヤバい犯罪に片足突っ込んどるのやろか…

準備が出来たので現場に移動します。
メンバーは、わしとお姉さまと、20代くらいの若いイケメンです。
現場に着いたら作業台をセットしていきながら、本日の作業内容の発表です。
ててててん。
トラックの上の生け簀から生きた鯛を落として来るので、捕まえて締めていく作業~❗
「生きた魚、大丈夫?」
とか、今さら聞いてきます。
まあ大丈夫やけど、大丈夫やなかったらどうなんねやろ🙄

しばらくすると、向こうから武藤敬司みたいなイカツイ人がやってきます。
どうやら社員さんみたいで、今日の作業を説明してくれます。
ガチムチの海の男感満載な人ですが、凄くかわいい笑顔で丁寧に説明してくれます。
なんでイカツイ人の笑顔って、少年みたいなんやろな、ずるいわ😗
実際に鯛を一匹、生け簀から落として実演してくれます。
エラの上部に包丁を刺して、脳天に向けて刃を入れ、一撃で締めます。
注意点として、鯛に噛まれると意外と痛いのと、背ビレが刺さると腫れ上がって地獄を見るとのこと…
わし、今までやったことないけど、できるんやろか😧

これくらいのサイズ😳

もう一匹落としてもらって、わしもやってみますが、けっこう難しい😳
それでも2・3匹やらしてもらうと、なんとなくわかってきた気がします。
とにかくちゃんと絞めないと血抜きが出来ず、商品にならないし、なによりも一撃で仕留めてあげないと、鯛が苦しんでかわいそうです😶
今日は700匹くらいあるそうなんですが、それでも少ないほうらしい。
時間もないので、早速作業開始です。
次回は、‘’暴れる鯛との格闘、からの命の教育‘’になります☺️

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