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母の(ダメ出しに近い)アドバイス

先日、母が東京に来ていたので訪ねて行った。

母は自宅で英語教室を営んでいて、研修などで時々東京まで来ているのだが、その日もそうだった。
運よく私の都合も合ったので、銀座で待ち合わせることにした。

三連休の関東は猛暑で、その日の銀座はとっても暑かった。三連休だからか、猛暑にも関わらず、買い物客も観光客もいつもよりずっと多かったように思う。
銀座駅から母から待ち合わせ場所に指定された鳩居堂までは短い距離だったのだが、それでも汗が吹き出て止まらないくらいだった。

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母と待ち合わせてすぐに移動してお昼ご飯を食べに向かった。
「この間カレーの記事も書いていたし、近くのインドカレー屋にしようか」と母。note初投稿のカレーの記事を読んでくれていたらしい。
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インドカレー屋で注文を済ませると、やがて話は私のSNS投稿の話へ移っていった。
内容はおおよそ母からの(ダメ出しに近い)アドバイスである。
インスタグラムにあげているイラストのこと
「足の形がふわふわしているからこれじゃ立てないでしょ!」
や、noteで書いている記事のこと
「平仮名が多くて時々読みにくいから気をつけて」
などなど。(この記事では反省を生かして漢字のバランスを多めにしている)

他にもこういう風にしたら人が見てくれるとか、こういう絵を混ぜた方がいいよ、なんてアドバイスが細かく飛んでくる。いつものことなので慣れてはいるのだが、面倒臭がりの私は「まあその辺は適当でいいじゃないか」と思って大抵聞き流してしまうのだった。南無。

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久しぶりに会った時でも、ちょっとニコニコしながら(ダメ出しに近い)アドバイスをくれる母。もしかしたら不器用な母なりの、応援の言葉なのでは。と、大人になってやっと気づいたのだった。

そう思うとこの(ダメ出しに近い)アドバイスも楽しくなってくるもので、私の書いた/描いたものを見てくれているのだ!と言うことも少し嬉しくなったりもした。

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この記事を読んで、母がちょっと驚きながらも照れ笑いをするのが見える気がしている。
次のアドバイスは、お手柔らかに。

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追記・母が今つくばを訪ねてきているので、真横でこの記事を読まれることになりそうです。私の未来は如何に!

カレーの話「いつだって、カレーを食べればいいじゃあないか」

美味しいお酒を一杯飲んで、そしてそのぶん幸せになります。一緒に呑みましょう。