幸せに必要な3要素とは?あなたはお金持ちになりたい?

みなさん、こんにちは。かぶジローです。
今日は一段と温かくなりましたね。上着がいらないくらいです。
昨日は買ってきた水菜の根っこを再生させようと、reborn vegetableに挑戦中です。

さて、今日はなんの話をしましょうか。
あ、そういえばこないだ「幸福の資本論 橘玲著」を読みました。人生についてとても考えさせられるいい本だったので、皆さんと共有したいと思います。

まずは結論から言うと、人が幸せを感じるのは次の3つが満たされたときらしいです。
① 金融資本
② 人的資本
③ 社会資本

「これらが満たされれば、人間幸せに暮らしていける」
そんな内容です。それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

① 金融資本
これはなんとなくわかる方もいらっしゃるでしょう。つまりはお金です。
「お金があれば人は幸せを感じる」
というのは、まあどなたにも理解できることかと思います。
実際、この資本主義社会においては、いい意味でも悪い意味でも「お金で解決できる問題」が90%以上を占めるといっても過言ではないでしょう。

お金がなければそもそも生活できないし、失業時や入院時に自分や家族の生活を守ることもできない。「お金は自由の土台」と金融系ライオンyoutuberが言っていましたが、まさにその通りだと思います。
わたし自身FIREを目指すにも、お金がなければできません。

しかし、もしかしたらみなさんの中には
「お金を稼ぐと悪いことが起こる」
「お金を稼ぐと詐欺師が寄ってくる」
「身の丈に合った生活をしなさい」
と言われたことがある人はいるのではないでしょうか?

また、昔話や童話の中には、庄屋から悪代官へのわいろの受け渡し、悪い稼ぎ方をしているものを成敗する話など、大金を手にしたものがその後落ちぶれていく物語を描いたものが少なくありません。
欧米では社長を主人公にした話は多くありますが、日本ではむしろ貧乏が金持ちを倒すという構図の話が多いのではないでしょうか?

こうして我々は知らず知らずのうちに
「お金を稼ぐと、ろくなことが起きない」
「身の丈に合った生活をすべき」
といった価値観、マインドセットを埋め込まれているのではないでしょうか。しかし、こういう価値観を持っている限りお金持ちにはなれません。
なぜなら、みなさんの方からお金を遠ざけようとしているのですから。
数あるマネー本でも、
「お金はお金を大切に思う人のところに寄って来る」
「お金はさびしがりだから、お金の多いところに集まってくる」
こういった主旨の内容が記載されています。
だからもしみなさんがお金持ちになりたいのであれば、まずは皆さん自身がお金のことを好きになってあげてください。人間は好きなものについては時間を惜しんで調べますよね?例えばポケモンが好きな人は御三家をだれにするとゲームが進めやすいかやジムリーダーはどんなポケモンを使ってくるのか、四天王の倒し方、チャンピオンになった後の攻略方法など、攻略本片手に、あるいは自力で何時間もかけたはずです。

それと同じです。お金のことに興味を持ち、お金のことを好きになれば、自ずとお金の貯め方、稼ぎ方、増やし方など調べるはずです。
なのでまずはお金に興味を持ちましょう。お金のことを好きになりましょう。それがお金持ちへの第一歩です。

話は反れましたが、幸せの3要素の一つである「金融資本」を得ることは人生においてとても大きな意味を持ちます。わたしのnoteはみなさんと一緒に資産形成をがんばりたい、という思いから始めたものです。もし資産形成に興味がわいたら幸いです。

② 人的資本
さて二つ目の要素は人的資本です。
これはいいかえれば「働いて稼ぐ力」でしょうか。「あなた」という最大の資本を最大限生かせると、お金もどんどん増えます。例えば会社の給料アップの条件に「TOEIC ○○○ 点以上」というのがあればTOEICを頑張る、転職活動をしてより好条件の企業があれば転職をしてみる、副業収入を得るためにいろんな副業に挑戦してみる、などやれることは多くあります。

話は少しそれますが、みなさんは「手取り年収360万円」についてどう思いますか?「日本人の平均給与くらいだな~」と思ったそこのあなた。
もしその額を投資の不労所得であるにはいくらくらいの金融資産が必要だと思いますか?一回計算してみましょう。
高配当株やインデックスファンドの利回りが3%だと仮定しましょう。
そうすると毎年360万円手に入れるには
360万÷0.03=1億2000万円
必要になります。つまり、平均的なサラリーマンに給与には金融資産1億2000万円分の価値があるのです。

こうやって考えると、
「自分ってそんなに価値のある人間だったのか」
「私の体、知識、労働力ってすごいんだな」
と思えてくるでしょう?人が働く力というのはこれだけの価値があることを忘れないでください。そうすると、働くのも悪くはないかなってちょっと元気になれます(FIREを目指しているわたしの言うことではないですがww)

また適度に働くというのは健康にもいいとされています。3つ目でお話しする社会資本も手に入りますし、体を動かすこと自体が健康に直結します。
とはいっても自分の体が壊れるまで働いたり、精神的に追い詰められる仕事環境であれば、それは早期にやめたほうがいいです。
自分の体は一生乗り続ける、取り換えの利かない車と同じです。もしみなさんも一生に一度しか手に入らない車なら、メンテナンスにも細心の注意を払いますよね。

③ 社会資本
最後に3つ目の社会資本についてお話しします。
社会資本はざっくり言えば「人とのつながりをとして得られる資本」です。たとえば家族、親友、仲のいい仕事仲間やコミュニティです。

ではなぜ社会資本が必要なのでしょうか?
なぜなら人間はそもそも社会活動を営む生物として進化してきたからです。想像してみてください。毎日家族と話さず、親友と呼べる友達もおらず、会社でも無視される、そんな人生楽しいですか?

今の質問の答えがNoならばあなたは社会資本が必要な「人類」「ホモサピエンス」です。ただ、絶縁したいと思うほど嫌いな家族、一緒にいて楽しくもない友達(知り合い?)、上司の顔色をうかがってぺこぺこする毎日、こんな状態なら逃げたほうがいいです。それと、わたしがサラリーマンとして生きていくうえで必要だと思ったことをみなさんと共有します。
「今いる職場環境がつらい、逃げたいけど今はほかに行く当てもなく逃げられない」
そんな時、わたしを救ってくれた方法があります。それは
「職場以外に自分の居場所を作る」そして「この人とは一生付き合うわけでもないし、聞き流しておこう」という考え方です。前者は家族でもいいですし、親友でもいいですし、社会人サークルでも趣味でもいいんです。後者はわたし自身親からの教訓の一つです。
「今つらいことがあっても、いっしょにいたくない人と毎日顔を合わせなきゃいけなくても、その関係が一生続くわけじゃない、って考えなさい」
こう言われました。
逃げ道を用意しておく、そして自分なりの思考法を持っておく、このことを忘れずにいてください。
ちなみにわたしにとっての逃げ道は家族と資産形成でした。嫌なことがあれば家族に愚痴ってましたし、「資産形成をして資産が増えたらもうあんなクソ上司とはおさらばできる」って考えてました。

以上、幸福の資本論に掲載されている3つの資本について私なりの考え方も含めお話しました。
みなさんの幸せの追求の一助になればうれしいです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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