イラン、歴史と文化の国の秘められた魅力
みなさんはイランと聞いて何が浮かびますか?
おそらくこんな画像のような場所を浮かべるかもしれません。
イランはアメリカに悪の枢軸とまで言われました。
頻繁にテロや犯罪が起きている、そう思う方も多いでしょう。
しかし私が思い浮かべるイランはこうです。
どこ?と思ったかもしれません。
イランのイスファハーンです。
そもそも、イランはペルシャから改名し、イランとなりました。
イラクと似た国、と思うかも知れませんが、歴史も文化も大きく違います。
イランはペルシャ語を話し、シーア派イスラムが主要な宗教であります。
アラブ諸国と言いますが、イランはアラブではありません。
一方、イラクではアラビア語が主要な言語で、主にスンニ派イスラムが信仰されています。
そのシーア派とスンニ派は仲がよろしくないのです。
イランの歴史
イランの歴史は非常に古く、2000年以上前の古代ペルシャ帝国が始まりとされます。
アケメネス朝やササン朝などの王朝が栄え、アケメネス朝はギリシャを、ササン朝はローマを苦しめました。
あのギリシャやローマの大敵だったわけです。
9世紀にサーマーン朝が興り、中央アジアからイランにかけて影響を持ちました。
16世紀にはサファヴィー朝が興り、イスラム教のシーア派を国教としました。
この時期にイランは文化的な繁栄を迎え、イスファハーンがその中心として栄えました。
その後、18世紀にアフシャール朝、19世紀にはカージャール朝が興りました。
この時期にはイランは外国の圧力に晒され、19世紀半ばにはロシアとイギリスの勢力が拡大しました。
20世紀初頭には立憲革命が起き、パフラヴィー朝が成立するものの、イランは依然として外国の影響に晒され続けました。
しかし、イスラム革命が1979年に発生し、パフラヴィー朝が崩壊してイラン・イスラム共和国が成立しました。
これにより、政治的な変革と宗教的な影響が強まりました。
イランの文化
イランでは厳格なイスラム法が整備されているため、治安は皆さんが思っているより悪くなく、犯罪は少ないです。
旅行者からはむしろいいとの声もありました。
物価も日本の1/3と安いです。
また、イラン料理もとても美味しそうです。
他にも、イランは親日国家で、日本語で話しかけられることもあるといいます。
飛行機からイランに着くと、みんなWelcome!と迎えてくれるなど、住民もフレンドリーです。
歴史と伝統ある観光名所も見所です。
美しいですね…
これはローズモスクと言い、美しいモスクとして知られています。
イランには水タバコと言う物もあります。
喫煙者なら気になるのでは?
と言うわけで私が行きたい国、イランでした。
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