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PANDORAアーカイブ販売終了!誠にありがとうございました。

左手で字を書く練習をしている。日々、この体でできることを最大限探している。私は、私と言う人間は、『大人しくしている』ことが極端に苦手だ。思考に関しても、動きながら考えるタイプであり、決断ですらも動きながらする。立ち止まることもあるが、それは本当にガス欠のときくらいだ。だからこそ、強制的な休みがたまに入る。そうやって無理やり体を休ませたり、動かしたりしながら日々を過ごしていく。私の体も人生も、天の意のままだ。それはそれで楽しいので、逆らわず波乗りのように乗りに乗りまくって生きていこうと思う。ウム。写真が撮りたい。カメラを持ちたいが、さすがにまだ右手首が不安定すぎるのでそれは難しい。私にとって写真を撮ると言う行為は『香ばしいパン』に似ている。とある朝のパン屋さんで、暖簾をくぐるといい匂いがしてくる。パン職人が焼いたばかりのそれらを、トレーに取る。パンはどれにしよう。クロワッサンだったり、バゲットだったり、はたまたクイニーアマンだったりするかもしれない。そうやって迷いに迷って選んだのはパン•オ•レザンだったりもする。そうしてそのこんがり焼けたパンを、暖かい日差しの降り注ぐ公園でほうばる。鳩や雀がおこぼれをもらおうとやってくる。まるで、"私はそんなはしたないことはしませんよ。でも、あなたのことはシッカリここから見ていますよ。"とでも言うように、彼らは私の周りをウロウロとそこはかとなしに歩き回る。こう言う光景を繰り返し繰り返し、そうして気づけばパンも食べ終わって公園で一息ついて、気づいたら目の前に大きなノートルダム大聖堂が現れる。足元にはゼロ地点、ああ、またここに戻ってきてしまったのだ、と言うような心情に駆られる。それこそが、私にとって写真を撮ると言う情景のひとつなのだと感じる。香ばしい匂いがしてくると途端に、『撮りたい』と言うスイッチが入りいてもたってもいられなくなる。あまりにもそれがたまるとフラストレーションに陥るので、今は兎にも角にも打ち合わせに専念することにした。来年、撮る計画を立て、撮影に向けて被写体となってくださる方とイメージを持ち寄り膨らませていく。こう言う女性像がいいだとか、こう言う曲のイメージがある世界観にしたいだとか、女優で言うならばこうだとかああだとか、そう言ったことをたくさん語り合って一緒に写真を創っていく。お約束の、帰るまでが遠足ではないが、撮ると決めてからが撮影というのもまた揺らぎようのない事実ではあるのだ。写真の話は今、しすぎると極端に淋しくなってくるのでやめにしよう。そういえば昨日を持ちましてPANDORAアーカイブ販売が終了いたしました。ご購入いただいた皆々様、誠にありがとうございました。本番中に怪我をしたため、終わってからはずっと怪我のことに追われて大した宣伝も後記も書いておりませんでしたが、PANDORAメンバーのみんなやお客様方が各種SNSでご感想を書いてくださったり、勧めてくださったおかげで、実にたくさんの方にこの作品をお届けできたと思います。ありがとうございます。この場を借りて、何度でも、お礼を言わせてください。いやはや、実に実に私はこの後記を書くのが苦手でしてね・・・岡本太郎と同じで描いたら終わり、次!と言ったように、踊ったら終わり、次!になりやすいのであります。それこそ昔は打ち上げすらやらない人間だったので、少しずつそこは改善されているというところに希望的観測を見出すことにしています。世界の皆さんこんにちは、地球の皆さんこんにちは。そんなこんなで今年も終わりに近づいていく。今年は実に実に、いろんなことがあった。もう何も起きないだろう、という時に限っていろんなことが多発する。それでもそれと同時に、得たものや気づいたこと、かけがえのないもの、そしてやはり相も変わらず踊り続けていられるということが本当に本当に幸せである。来年も、踊る予定が少しずつ入ってきている。もちろん、発表会もTHE LIQUID HAREMについてもどんどんと加速していく。神がおらずとも信仰が存在するように、どこにいようが何をしていようが踊りや写真や歌や音楽、総てのものとともに生きているような自分自身になっていたいといつも思う。未知なる、大いなるものの中で揺蕩っていると時として大変な目にも遭うが、結局それもただのまやかしでしかないということもある。まやかし、というとニュアンスが違うが、人間の頭はいつも小さいので、それ以上に何が起きていて、結果としてどこにたどり着くのかという天のプランニングを心ゆくまで感じ入ることができたなら、これほどにエキサイティングなことはないだろう。少なくとも私はその心を決して忘れたくはない。今日はわりかし、言いたいことがフラットでそしてなおかつ抽象的だ。ま、たまにはこんな日も悪くないだろう。書きたいことは山ほどあるので、また何本か更新するかもしれない。お楽しみさまで待っていただくと幸いである。いつも私の記事を読んでくれている諸君、ありがとう。

MINAMI Stevens Photography


あなたとわたし、2人は出逢えた。
光と闇で、絵を描きます。

あなたの物語、聞かせてください。

コトバと写真で、残します。

被写体となってくださる方随時募集中✨

お気軽にお問い合わせください🎵

💌 minamisvp@gmail.com

☎️ 080-4830-3957

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