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地球で見つけた好きな物の話ー文房具の章1頁ー

 地球を旅する冒険者の皆様、先日お洒落な羽ペンとインク瓶が露店に出ておりましたのを、御覧になりましたか?元本読師の文者部屋美です。

 お陰様で私、放浪の元本読師文者部屋美と、地球史上最強文具旅団ぺんてるちゃんとの運命の物語を綴った「ぺんてるちゃんの章1頁」が100ビュー目前と言う事で、貴重なお時間を割いてお読み頂きました冒険者の皆様には大変感謝しております!!!

 この物語は文者がnoteの門を開放してから六日目に綴らせて頂いた本であり、有り難い事にその日の内に

山門文治様が企画する

「今、このnoterが面白い!」

に、ピックアップして頂いたのです!!!


 こちらは面白くて紹介したくて仕方がないnoterさんを紹介する企画で、膨大な数のnoteの中から、山門文治様が独断と偏見で「これは面白い!」と思った記事をピックアップしているそうであります。

こんな、名誉で光栄な事あります?!

山門文治様、本当に有り難う御座いました!!!


 えーと…こう言う時に山門様の物語へと導く移動呪文でもご掲示出来ればと思うのですが(それを人はリンクを貼ると言う・笑)。
 如何せん私、文者は15年来の「ベテランガラケー使い」でありまして…(自分で、ベテランと言うな!)。
 
何が何やら良く分かりません故、どうぞご興味のある冒険者の方々は、御自身の旅の途中にてお調べ頂ければと存じます(いつもの出た!笑)

 さて、その続きの物語である「ぺんてるちゃんの章」2頁を綴る前に、文者は綴り終えてしまわねばならない物語が御座います。

 それは…。

「ぺんてるちゃんと運命の出会いを果たす前、  冒険者文者部屋美を支え続けてくれていた、   過去の冒険譚専用筆記具達との別れ」

 です(笑)

 過去の文房具達との決別をこちらに綴らせて頂き、すっきりとした気持ちで「ぺんてるちゃん」と共に新たな道を歩んで行く所存であります!

 そんな訳で「文房具の章」記念すべき1頁目の内容は「地球に降り立った私が、ぺんてるちゃんと運命の出会いを果たす前に支え続けてくれていた、過去の冒険譚専用筆記具 上位3選」について綴ろうと思います。


1.スタイルフィット 三菱鉛筆

 まず、過去の文者は「シグノ信者」で御座いました。
 そして「ジェットストリーム信者」でもありました。

「ジェッ………ト、ストリーーーーーーーーッム……なんて、城達也さんしか知らない」

 なんて言う、若い時分は夜型人間だった冒険者の皆様も、いらっしゃるかもしれませんね?(いや、いないと思う・笑)

 当時はシグノばかり使っており、ついに100円ショップにまで出回るようになった時は、えらく感動したもので御座います。

 スタイルフィットは、文者のお気に入りをカスタマイズ出来る、まさに「夢のオールスター冒険譚専用筆記具」だったのです!

 しかし…「魔の十年」(「本の章」3頁参照)に差し掛かった頃、あんなにスラスラと手に馴染んでいたスタイルフィットが、突然書きにくくなったのです。

 まさかとは思いますが、三菱様の質が経費削減などの煽りを受けて落ちたのではあるまいか?
 はたまた、文者の冒険者としての心が死んで行くのを察し、スタイルフィットもその文者の心を反映させていたのか…。

 私、文者は「本と文房具は相棒同士だー文者語録ー」と日々申しておりますが、冒険者の人生を賭けた冒険譚を綴る冒険譚専用筆記具もまた、冒険者と切っても切れない繋がりがあると感じております。

 冒険者様御一人御一人の手に馴染み、その記憶と思い出と情熱を秘めた波動がその手から筆記具に伝わる事で、そのペン先から一つとして同じ物の存在する事のない、地球で唯一の素晴らしい物語が綴られて行くのです。

 

まさに、冒険者と冒険譚専用筆記具は相棒を越えた「一心同体」の存在なのであります!!!


 ですので、文者の心が死にかけていた時点で、スタイルフィットはもう私の手を離れていたのかもしれません。

 すっかり冒険譚専用筆記具迷子に陥っていた文者に、画期的な救いの手が差し伸べられます!!!


2.フリクション パイロット

 

 もう言わずと知れた、フリクションシリーズであります!!!

 これは、本当に画期的で御座いました!
 

 ボールペンが消せるなんて、冒険者には持って来いの筆記具ではありませんか!!!

 様々なシリーズを、買い漁りました。
 二色軸、三色軸、四色軸、ノック、スリム、マーカー、色鉛筆、消しゴム等々…勿論、芯の太さは0.7で御座います。

 フリクションだけは、「魔の十年の断捨離」を実は生き残っておりまして……ぺんてるちゃんとの運命に気が付くまでは、フリクションをまだ手に取っておりました。

 ぺんてるちゃんのホームページへ旅された冒険者の皆様ならお分かりかとは存じますが、ぺんてるちゃんには消せるボールペンは今の段階では、存在しておりません。

 ですので「今後の冒険者人生は、ぺんてるちゃんと共に生きて行く!」と決意しました時、「書き間違えたらどうするんだ…?」と言う疑問が、文者の脳裏をかすめた訳です。

 やはり冒険者たるもの、折角の冒険譚は綺麗に正確に、出来る事なら間違える事無く綴りたいもの。

 これは、本当に悩みました。
 すっかり「フリクションの魔法」に、魅入られてしまっていたからです。

 ですが、皆様。
 昔の自分を思い出してみて頂きたい!

「ボールペンは…決して消えない筆記具では、なかったろうか?!」


 だからこそ、履歴書で不安と緊張を抱えながら清書し、婚姻届で幸せな毎日を夢見て綴り、出生届で我が子の未来を想像しながら一画一画に思いを込めていたのではありませんか?


 文者は、ついついフリクションに甘えておりました。

「間違えたら消せばいいや!」

「困ったら、ドラえもんに道具を出してもらえばいいや!」

(「映画の章」1頁、2頁も宜しければ、御目通し下さいませ・笑)

 くらいの気持ちで、綴っている自分に気付いたのであります。
 そう、勿論便利な物がどんどん発達して行くのは、とても素晴らしい事であり、またそうでなくてはならないとも思っております。

 ですが、たまには少しだけ立ち止まり「本当に昔ながらの物を、このまま過去の産物にしてしまっても良いのか?」と、自分の冒険を支え続けてくれた物達の事を、思い返してみるのも良いのではないでしょうか?

 そう言った意味では、「フリクション」は文者に筆記具の最高の便利さと共に、時には不便な方が大切だったあの時の気持ちを思い出させてくれる、と言う事を教えてくれたのでありました。


3.マイルドライナー ゼブラ

 これもまた、蛍光ペンの異端児でしたね!
 蛍光ペンなのに、淡い色合い!
 文者的には「蛍光ペンでグレーが出てくれた!」と、小躍りして喜んだものです(笑)。

 これで、「よーし!冒険譚を更に豪華に、彩り豊かに、楽しい頁に仕上げるぞ!」と、張り切った文者は…何色も何色も、マイルドライナーを買い揃え続ける訳です。

「こんなに、使い切れるのか?」


 文者の、悪い癖が此処でも出てしまうのです。
 結果、かえってマイルドライナー達に可哀想な事をするに至ってしまうのでありました…。

「断捨離」


 文者が夢中になっている時、それを語れる冒険者仲間が何故か身近にいない旨を、「ゲームの章」1頁にて綴らせて頂きました。
 お読み下さった冒険者の皆様には、心より感謝申し上げます。

 そう、御一人でも文房具好きな仲間が居て下されば、彼らにお譲りする事で今頃マイルドライナー達も生き生きと発色し、彼ら自身の使命を見事に全うしてくれていた事でしょう。
 ですが文者の身勝手により、悲しい別れを経験させてしまいました。

 其処で今後は、

1.使用する色彩は、限られた数で統一する!
2.なるべく一種のペンに、複数の作業をこなしてもらう!
3.浮気はせず、「ぺんてるちゃん一筋!」で生きて行く!

 と言う、三本柱を立てた訳であります。


 そんな訳で私、文者部屋美とぺんてるちゃんの運命の出会いを経た冒険は、今現在も続いているのでありました。

 全ては過去にこうした物語を経験させて下さった、上記の筆記具達の存在があったからこそ! 

 過去の冒険譚専用筆記具の皆様、本当に本当に、有り難う御座いました!!!
 貴方達が支えて続けてくれた文者部屋美は、これからは「ぺんてるちゃん」と共に歩んで参ります!!!


 そして、日々冒険譚専用筆記具を創作して下さっている、全ての文房具旅団の皆様!我々文房具好き冒険者達の為に、夢と希望をお与え下さいまして、心より感謝申し上げます!!!


 それでは、次回より改めまして「ぺんてるちゃんの章」2頁を綴らせて頂きますので、文房具好きの皆様、同じくぺんてるちゃん好きの皆様、勿論それ以外の冒険者の皆様も、是非またお立ち寄り下さいませ。


 ああ、そちらはあの露店でお求めになった?
 アンティーク調の、素晴らしい羽ペンではありませんか!
 インク瓶も、とても繊細なデザインで御座いますね。
 貴方様の冒険譚を綴るに相応しい逸品であると、私も思いますよ。
 今宵はその筆記具で、どうぞ素敵な物語を綴って下さいね。


※この度の内容にピッタリな、羽ペンとインク瓶の画像をお借り致しました!投稿者様も、さぞかし素敵な冒険譚を綴られている事でしょう。是非とも読ませて頂く機会が御座いましたら、幸いです。投稿者様に、感謝の祈りを込めて……。

同じ地球を旅する仲間として、いつか何処かの町の酒場でお会い出来る日を楽しみにしております!1杯奢らせて頂きますので、心行くまで地球での旅物語を語り合いましょう!共に、それぞれの最高の冒険譚が完成する日を夢見て!