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信用を得る

事業・転職の決断で生き残った零細企業の私達。
運転手から機械工に変身したのです。

その業種とは・・・
コンピューターのフォーム用紙の印刷業です。
(プリンターで使われる連続用紙)
1980年代、ビジネスフォームの絶頂期でもありました。
人々の生活を一変させたコンピューターの一連です。
その業界の一部に参加することとなりました。

技術習得の弟から、私達素人軍団は学び、商品化へとチャレンジするも、なかなか上手くいかない日々が続き従業員が帰宅後、弟と泊まり込みで機械を動かしました。
繊細な技術の取得と共に、迫る納期との闘いです。
また、早々の売上確保が必要の闘いでもありました。

人件費・固定費・仕入先・諸経費・相殺の機械代金、更に弁当チェーン店を中心の負債を裁判所に減免救済で和解した12件の一回でも支払が滞るようであれば全額即返済が待ち受ける。不履行にはできないプレッシャーと闘い続けたのです。
(返済額:毎月495、000円)

「決してあきらめない」
彼らは始めから特別な才能に恵まれていたわけではない。むしろ数多くの失敗を積み重ねてきた人たちだった。しかし、苦難や逆境に対していつも逃げることなく真正面から向き合うことで、新たなるステップにつながる感性や嗅覚を磨き、結果として大輪の花を咲かせることができたのである。
様々な業種の経営者の取材を通して後に出版された人物の言葉です。

任意整理(約1200万)の全額も2年1ケ月で完済することができました。
ビジネスフォームの注文は想像以上に入り、徹夜作業で納期を守ることで信用を勝ち取っていったのです。
軽運送のチャーター便を終えた従業員も進んで工場要員として、技術習得に励んでくれたのです。やがて、マンション一階の一部工場と駐車場であった所をオーナーと交渉して、増改築をすることもでき、その後、元請けの社長にも勧められ一台1億数千万の新型輪転機導入を皮切りに増台してゆきました。同時に新たな顧客の獲得へと走りだすこともできたのです。

サラリーマン時代の営業経験をはじめ、全てをいかす挑戦の時でもありました。
開業当初時の名刺を手に飛び込み営業を思い出して営業を行いました。
先ずは一般印刷業社へのアプローチ、顧客が客を紹介してくれるまで信頼を得ることも徐々にではありますが出てきたのです。

信用を得る根本は「約束を守る」ということである
人間にとって信用ほど大切なものはない。しかも信用というものは、一朝一夕に築けるものではない。それは、積むに難く、崩すに易いものだ。十年かけて積んだ信用も、いざという時のちょっとした言動で失ってしまうこともある。まt、小才で表面だけ飾ったメッキは、大事な時に剥げてしまう。苦難のなかをまっしぐらに自らの信念の道を真剣に誠実に生き抜いていく人こそ、最後にあらゆる人の信用をかちえていくであろう
地味な、誰も見ていないような仕事であっても、それを大切にし、一歩一歩、忍耐つよく進んでいく不断の作業が大事である。

学識も才知も、信用を土壌としてこそ、真実の力になることを忘れてはならない。偉人の言葉です。経営者、サラリーマン、業務業種関係ない。
信頼を得ることを再確認いたしました。

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