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#038 CHESSがジャズ?ズート・シムズ『ザット・オールド・フィーリング』

実は、ジャズの記事を書くにあたって、ネタ帳がある。

高校時代に「聞いたもの」を書き記したノートがあって、それを見ながら、「次は何を書こう」と考えているのである。これが結構役に立って、助かっている。

ご丁寧に、レーベル名なんかも書いているのだけれど、この盤のレーベル名は「Chess」って書いてある。

ん「Chess」? #チャック・ベリー などを輩出した、あのチェス?

ネットで画像を調べると、確かに「Chess」のロゴが印刷されてる。

謎すぎる。

実は、このアルバムは、Argoレーベルの『ZOOT』って作品と、Abc Paramountってレーベルの『Plays Alto,Tenor and Baritone』って多重録音モノの、多重録音したトラックだけを組み合わせた盤なので、Chessがもともと作ったものではないはずだ。

Chessがライセンスを買ってプレスしたのか、Chessがもともとライセンスを持っているのか、はたまた、別の理由があるのか。

ブックレットを見ればわかるのかもしれないが、手元にこの盤は残ってないので、確認しようもない。ふーむ。

前述したように、 #ズート・シムズ 一人で、アルト、テナー、バリトンを多重録音しています。こういうの邪道とか思っていたけれど、こっちを今は聴いてみたい気分です。なんか、楽器によってアドリブのスタイルや雰囲気を少し変えてる感じもあり、なかなか芸達者。なかなか楽しい演奏ですよね。

今日の教訓:CDをやみくもに売ってはいけない。

#音楽 #音楽レビュー #ジャズ #jazz #名盤 #名盤紹介

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