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シーンからオリジナルブレンドが作られるってどういうこと?

ものがたり珈琲では、「大切な人と語りたい夜に」「朝焼けとともに1日のはじまりに」など、日常の大切な1コマを切り取り、その時の“気持ち”に寄り添ってブレンドしています。

今回のコラムでは、みなさんからご質問が多かった「シーンからオリジナルブレンドが作られるってどういうこと?」の疑問について4つの工程から紐解いていきます。

①つ目に、シーンで体験したい「感情・気持ち」にフォーカスするところからはじまります。

②つ目に、その感情を色で表すとどんな色になるかをイメージします。
例えば、希望やワクワクだと「黄色」、切なさだと「藍色」などですね。シーンによって1色だけでなく2色3色の複雑な感情が混ざるときもあります。

③つ目に、出てきた色を「フレーバーホイール」というコーヒーの風味の違いを色で表現したカラーチャートを元に、ブレンドする豆の種類を選びます。

④つ目に、決まったブレンドの豆の配合比率と焙煎度合いによって、そのシーンを象徴するオリジナルブレンドができるというわけです。
例えば、浅煎りだと爽快感のある軽やかなシーン、深煎りだと落ち着いてゆっくりとした対話のシーンを表現します。

あなたは、今月のコーヒーと小説を体験してどんな気持ちになりますか?

色で表現すると何色ですか?

そんな風に思いを巡らせてみても面白いかもしれませんね。

ブレンド監修者の世界No.1バリスタ粕谷哲さんの自家焙煎スペシャルティコーヒー店 PHILOCOFFEAにて

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