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ドラえもんがらみ

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ドラえもん関連のお話
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この成長の描写が確かだと思う

 大長編ドラえもんの「のび太の恐竜」でのしずちゃんの身体の描写、成長期の少女ってこうじゃなかろうか(想像)という感じが強くて好きである。

 いや、藤子・F・不二雄先生が想像で描いていたかどうかは不明であるが。

 この、前屈みになった時にふくらんで見えるってのもそうだし。

 先にお尻の方が大きくなるというのも、もっともらしい。

 珠か豆粒のようなポッチリも。

 逆に「のび太 神さまになる」

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それは「しずちゃん」なのか? 違うのか?

 大長編ドラえもんの「のび太と夢幻三剣士」は異色作だと思う。映画版は映画版でまた違う解釈ができると思うんだけどね。

 内容についてはゲーム的ヒロイックファンタジーの世界であり、「夢」を見る機械によって話が進行して行く。

 作品中でしずちゃんが同化(これが一番正しい言い方かも)するシズカリア王女(シズカール)は、結婚が意識される年齢なので、ファンタジー世界である事を考慮しても、10代後半位ではな

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ムード盛り上げ楽団の事

「ドラえもん」の映画最新作は音楽がテーマなのだそうだ。

 私が「ドラえもん」で音楽がテーマと聞いて浮かぶのは、「ムード盛り上げ楽団登場!」である。

 この道具、最初に「ぼくドラえもん」がテレビで主題歌に使われた時にも登場している。そしててんとう虫コミックス14巻表紙にも。

 この巻には他にも音楽ネタがあるのが面白い。

「ヨンダラ首輪」

「念録マイク」

 そしてあの名作、「ラジコン大海戦

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永遠の美のテーマなのであります!!

「ドラえもん」、「腹話ロボット」より

 これは腹話術の逆で、これを載せた人間に上手い事を言わせる道具である。
 これでジャイアンリサイタルをやめさせ、安心させる為にしずちゃんの所に行くと、例によってお風呂の最中。

 しずちゃん警戒感マックス! いつもの事だが。

 ここで旧約聖書を持ち出す。

 のび太、いや、腹話ロボットの演説の効果は間違いなくあって、

 警戒感が薄れて来ている様子がお分か

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「いたずらな小人になりたい」という願望

 前に「宇宙小戦争」について、自分の「こじらせ要素」があった話をしたが、その中にある、身体の大きさの違いによるモロモロは、通常のドラえもん短編に関しても色々言えるのではないかと思う。

「いただき小ばん」より。

 しずちゃんのお尻にくっつくのび太。良い所にくっついたなあという感じ。
 この後ドラえもんになで回されるんだが。

「いっすんぼうし」より。
 この話が自分にとっては最初の「小さくなって

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しずちゃん以外も見られてる

「ドラえもん」でスカートの中を見られるのは、しずちゃんだけではないのである。そして見るのものび太だけではないのである。

「ひい木」より。
 アニメ版おなじみのセリフのスネ夫版。
 この子もスカートの中にスリップ着用。ジャイアンはニッコニコの表情で一緒にめくり上げている。
 レース付きショーツあるいはまさかのズロースタイプか?
 スネ夫に対する嫌がらせの巻き添えなので、好奇心によるスカートめくりよ

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芸術はじつにまずい、もっとだせ

「ドラえもん」ののび太のパパは時折説教する。

 で、これがのび太に合ったものであるかはともかく(「くろうみそ」なんか良い例だ)、ちゃんと良いことも言っている。

「あとからアルバム」での話である。

 のび太のパパは若い頃に画家を目指していた設定であり、恐らく藤子F先生自身が投影されているんだろうけど、「宿題で苦手な絵を描かなければならない」立場ののび太を描くと同時に、「真の芸術とは」というテー

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うる星ケニヤとは

 いつもの「ドラえもん」に関する薄い話である。

 歳をとって、昔好きだった作品のアニメ化とかリメイクを観る事がある。驚くような傑作になっている事もあれば、おいおいちょっと待てよという作品になっている事もある。

 個人的にはゴジラなんかすごいと思う。

 映画からは離れるが、「ドラえもん」の大長編(原作)に関しても、これに近い事が言えるように思う。
 リメイクという言葉は適切ではないが、F先生が

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特に指定しない場合の空を飛ぶ道具

「ドラえもん」の「四次元ポケットにスペアがあったのだ」回では、田野金平の家に行く為に「空とぶ道具」が登場する。これである。

 特に指定しないとこれが出てくるんかいな。
 音を立てているが飛行原理は不明。パネルラインが多いのは当時のSFの影響か?
 誰か(特にムー民)に目撃されたら大騒ぎになる事必至の道具である。

 上から見た様子は介良事件の円盤にも似ている。上から乗り込むのかな?
 それにして

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初期の「テレビゲーム」とドラえもん

「ドラえもん」の連載が進んでいくうちにゲームの世界は劇的に変化した。すごろくやボードゲームが主だったのが、集積回路を用いた電子的ゲームが次々と生まれ、広まっていったのである。

「立体インベーダーゲーム」や「実物電子ゲーム」の出てくるエピソードが結構知られている。
「立体インベーダーゲーム」は恐らく、22世紀のハードウェアに移植したインベーダーゲームなのだろうが、色々異なっているようである。
「実

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湖の怪獣、実は……

 「ドラえもん」ののび太にとっての、しずちゃんの入浴シーンとは何か? それはもちろん(多分)未知なる世界の「夢とロマン」に他ならない。

 「ロケットそうじゅうくんれん機」のエピソードは
、ドラえもんの道具のせいとはいえ、のび太の潜在意識が具現化したもののように思える。

 なんとなく、怪獣の頭を見て想像できると思うが、ここで展開されているのは「その後定番になったサービスシーン」なのである。

 

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「のび太の宇宙小戦争」と、こじらせ要素

 あくまでも「俺がこじらせた話」なので新作映画については触れない。

 そろそろ「ドラえもん」って歳でも無いだろうと思っていた所に、この作品が公開になった訳である。

 原作も映画も、とても面白かった。

 これはジョージ・ルーカスの「俺の宇宙は音がするんだよ」を想起させる言葉。

 相手側の兵器を分解して仕組みを探る敵。「ゼロ戦の弱点は燃料タンクだ」とかいう話みたいだ。

 ハードな展開の中で、

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しずちゃん下着あれこれ

 ドラえもんのしずちゃん(アニメ版ではしずかちゃん)の下着についてである。

「サハラ砂漠で勉強はできない」より、「環境ビジョン」で覗かれたしずちゃん。俺が小学校低学年位の頃の女子、こんな下着を着ていた気がする。

「大長編のび太の恐竜」より。白亜紀でも着用。
 放り投げてるこの服、ワンピースだったの?

「オーバーオーバー」より。スリップを後ろから見た感じはこうなる。
 生地の一番上の線は、脇の

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のび太はうちわをどう使う?

「ドラえもん」の中に「バショー扇の使い道」という作品がある。その中でドラえもんがこの道具をのび太がどう使うか想像する場面がある。まあ大体読者の想像とも重なると思うのだが。

 毎度の話から想像できる事なのか、しずちゃんはスカートが前から後ろまで完全にめくれ上がりパンモロ状態。お風呂の壁を吹き飛ばすもひどい話。
 実はドラえもんの予想は実はこれが最初ではない。

 これ以前の「風神さわぎ」というエピ

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