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鉄道趣味論

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鉄道をめぐる趣味と、それを発信していく事について雑に考える
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#台湾

大井川鉄道で台湾SLを整備した頃

 大井川鉄道(現・大井川鐵道)新金谷の工場では、他の鉄道の蒸気機関車が整備されている事がある。

 駿遠線のB15がいたり、どこから引っ張り出されたのか落書きが入った鉄連Eタンクが来ていたりする。これは類は友を呼ぶという事の一種か? 現在プラザロコに保存されている1(いずも)も、そんな中の1輌から動態復元されたと聞く。

 そしてそんな謎の機関車の1つが、「車輌シリーズ」記念切符の「チキ300」の

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DR2800引退に思う

 台湾の気動車特急、その中でDR2800、DR2900、DR3000が引退したという。

 1982年のDR2800デビュー当時、日本より一足早くステンレス車体、エンジンはカミンズ、座席はリクライニングを実現していて羨ましかった。

 国鉄特急の普通車座席のリクライニングに関しては北海道向けの781系、キハ183系に使用されていたものの、それ以外の特急列車はリクライニングしない回転クロスシート、転

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台湾への鉄みやげ

 そろそろ台湾行き再開への準備を始めようかと思っている。
 現実にはまだまだいつ行けるか分からないけど。

 さて、台湾行きというと、「台湾に持っていくおみやげ」となる。向こうに知り合いができると、そうなってくる。

 そこで今回は個人的に反応が良かった鉄道関係のみやげについて書いてみたい。

 まず1つ目、非常用ドアコック表示板のレプリカである。書泉あたりの鉄道コーナーで売っているが、バカウケだ

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台湾旅行について考えたこと

 ここ何年か、暇があると台湾の事を考えていたりする。日本から近い、安い、といっても会社の休みが取れる時に行くとなると、結構値段がいったりするんだけど、これは「びょーき」の一種だろう。

 1981年、ブルートレインのブームが落ち着いた頃に、「鉄道ファン」誌に吉村光夫さんの台湾レポートが載った。吉村光夫さん、ちょっと年齢いった方ならご存知の「ロングおじさん」である。

 これが、多少間違いがあったり

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