今の時代における読書のメリット・デメリット
読書のメリット
本は読まれる方も少なくなってきたのではないでしょうか。
仕方ありません。
情報を得るという手段は多様化されています。
もちろん、わたしもニュースキュレーターを使いますし、グーグルで調べ物もします。
しかし、これだけ多様化されながらも本の出版数は減りません。むしろ増加しています。
(販売数は減っていますが‥)
それには今の時代でも、読書で得られるメリットやニーズがあるから出版され、淘汰されない一因だと思います。
(他にも大人の事情、経済的事情はあると思いますが、置いておいて)
そこで、少し今の時代にもメリットはあるということで、どこらへんにあるか考えてみました。
後にはデメリットも記載しています。
では。はじめにメリットです。
1.考える力がアップする
人間生きていて何も考えないということはありえないでしょう。
老若男女何かしら考えて生活していることでしょう。
仕事のこと、時事問題、生活のこと、などなど。
しかし、質は違います。
例えば、仕事の残業と聞いてどう考えるでしょうか。
Aさんは、『残業は面倒だ、減らしたい』と考えました。
Bさんは、『残業は面倒だ、まだ効率化がされていない、時間術としてスケジュールブロッキングを取り入れよう。』と考えました。
このように考え方にはひとつの事柄に対しても差があります。
Bさんように問題から想像を働かせ解決策やアイデアを考えるということをできるようになるというのが読書のメリットの一つであると思います。
ある問題に対して自分が持つ知識と本に書かれた知識、そこから発想そして知識が組み立てられることでこのような考えるという力がつくのであると思います。
※本ではなく、ニュースやインターネットでも良いのではないかに対して。
(ニュースサイトやまとめサイトも利活用しているが、それらは体系的ではないものも多いため、考えるという力をつけるには最初は不向きである。しかし、最新情報を得るというスピード感は本よりも高いため、使い分ける必要がありそう。)
2.成長の上限をあげる
ひとの成長の限界は、自分の力の過信によって引き起こされます。
自分の力の過信で、なぜ限界が来るのか、それは成長の必要性を感じにくいからです。
だれしも自分がすごいと思ったら、尊大にもなりますし、過信します。
これを防ぐためにも読書は有効です。
本を書かれている方は、多量の知識を持つ方、専門に特化している方、おもしろいアイデアを表現する方など、優れている方が多いです。
その内容・表現を見ることで自分はまだまだなんだなあと思わせてくれます。
そして、まだまた成長できるという気づきを与えてくれ、上限があがるというメリットでした。
読書のデメリット
わたしたちは子供のころから読書は良いことと教えられてきました。
そして、その通りであるとおもいます。
じゃあ、どんどん読めばいいのでは、と思いますが、ここでは敢えてデメリットについても考えることで、より良い読書生活の実現を目指したいと思います。
ここで挙げるデメリットは、知識はあくまで知識ということです。
本を読んで知識はつきます。考える力もつくでしょう。
しかし、行動に移さなければ意味はありません。
特に、今の時代は行動に移すまでのスピード感が求められる時代になりました。
そこで、闇雲に本を読む、読書というのは今の時代は特にデメリットが大きいのではないかと考えられます。
このデメリットを避けるためにも、本を選ぶということが重視されるでしょう。
まとめ
どうだったでしょうか。
わたしとしてはメリットの方が多いと考えています。
そしてどんどん読んで、行動するが一番ではないかと思います。
以上が今の時代における読書のメリットとデメリットでした。
新たな情報提供のタネに。