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ヨムの感想 「少年の日の思い出」篇

こんにちは。ヨムです!
いやあ、冷えますね(。>A<。)
こたつに入って、みかんなんか食べちゃって、昼間のバラエティ見てぬくぬくして…という生活をしたいところですが、そうも行かないのが我々。
人間頑張りすぎだよ!たまにゃ休もう(´▽`)ノ
と言いつつヨムも過労です…orz
いやあ2024年ですか。昨年は忙しかった!
今年は電撃大賞やろっかなーと思ってます。
その時はその時でまた…

今日は、ヨムが読んだ(ヨムが読む、なんつって)作品の感想を述べるコーナー、ヨムの感想の「少年の日の思い出」篇です。
ヘルマン・ヘッセ不朽の名作、エーミールに感化された人も少なくないはず、中学国語の定番です!
今回は、私目線で進んでいくので、は?とかひ?とか思ったらコメントください(*^^)/
あ、あと文面からオバサン・オッサンか…と思った君!私は学生です!

〇人間心理描写の緻密さ

最初これを読んだとき、ヘルマン・ヘッセすごーと思ったんです。
ネタバレ要素あるんで気をつけて欲しいんですが、「僕」が欲望から罪を犯し、それに後悔し、罪悪感を感じる。
その時は人は、やり直したい、と思うのかも知れません。
それこそ、最後に僕が蝶を押しつぶすシーンが、それの具現化なのかも知れませんね。
まさに人間、まさに感情という、すんごい緻密な作品を書くなあと思いました。

〇熟読して気づく「作家」としてのヘッセ

ヘッセはマジですごいです。
熟読して気づいたのは、作家としての彼。
例えば、僕は自分の収集を「宝物」として表現しています。対して、憎くて気味悪く思っているはずのエーミールの収集は、「宝石」として表現しているのです。
宝、と言う点が共通しているこの表現。
何が違うでしょう。
私は、大衆的か、個人的か、が鍵を握っていると思うのです。
宝物は、周りからみてガラクタだったとしても、「これは私のお気に入りである」と宣言すれば、それは「私(一人称)」からみて宝物になるわけです。
対して宝石は、一般的、つまり大衆の共通意識的概念として、高価なものである、「価値のあるものである」とされているはずです。
要は、宝物としている僕の収集と、エーミールの宝石のような収集の差を、僕はどこかでわかっているのではないでしょうか。
その認識で進めていくと、色々合致するんです。
もちろん、蝶を潰す行動も。
ぜひ、貴方自身でその合致する点を見つけてみて下さい。

〇終わりに

今回は、少年の日の思い出の感想を述べていました。これで私はドイツ文学にはまることになるでしょう笑。
ぜひ、皆さんもおすすめの作品を教えてください!
読みまくります(^_-)-☆
最後に、みんな、読書しよう!
マジで楽しい世界が広がってます。

(アマゾンより)

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