琥珀

しばらくnoteを書いてなくて〜という書き出しを
毎回やっている気がする。限られた時間でその時々の思いを何かしらの方法で記したい!とは思っているらしく、iPhoneのホーム画面には短歌やら日記やら大喜利やらとにかくテキストベースのアプリが乱立している。でもやっぱりnoteってチョコたっぷりだからさ。好きなんですよね。

4年前に書いた尻尾という記事を読んで、時の流れに驚いた。それから同年の他の記事も読んでいて、本当にこれ自分が書いたの?と続け様に思った。過去の自分というのは、もはや他人と言っても過言じゃない。拙いながらに、常に何かに恋焦がれていることが記された文章は胸を熱くすると同時に、背中をすっと通り抜ける寂しさを感じさせてくれた。簡単に言うと、価値観が変わったのだ。

もう自分は遠くに聳えるの江ノ島や、昼下がりの鎌倉、活気溢れる中華街や、潮の匂いのする夜の山下公園にさほど魅力を感じることができないかもしれない。ただ、少し足を止めて、時間を使って文章をしたためたいと今日は思った。そんな気持ちもどこかに記しておいた方がいい。ただただ綺麗と思うだけになるいつかのために。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?