#111 右も左も分からないなら、まっすぐ進んでみるといい
先輩に聞いても、同期に聞いても、どんな仕事か分かる人は入社前にはいなかった。
営業の方々を育てる仕事。
文字から読み取れるのはそれだけだった。
入社式の日もフロアに挨拶に行ったら、ほとんど同じグループの方はいなくて、余計に不安になった。
右も左も分からない。
そんな時期は、1ヶ月半続いた。
毎日が忙しいけど、何をやっているのかわからなくて、頭がパンクした。
その時に初めて、目の前のことの前後を見るようになった。
今までは、右に進むべきか、左に進むべきか何の指針もなく、やってきたことの、背景や、今後の活かされ方を聞いて、想像するようになった。
「あ、まっすぐ進めばいいんだな。」
前後がわかれば、進むべき道はまっすぐ見えてくる。その道をまっすぐ走っていけば次につながっていった。
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丁度2年後の今。
やってきたことは間違いじゃなかった。
まっすぐ進んでこれたことは、自分の糧になって、実となってくれた。
大丈夫。迷っても進むべき道は必ずある。
不安になった時は、一度立ち止まって後ろを振り返ってみるといい。後ろがわかれば前も向けるから。
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