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季節の分かれ目

noteに最後の投稿をしてから早くも2ヶ月半が経過。ほらやっぱり続かないじゃないか…と言う自分と、再開するタイミングに悩むわ〜と言う自分が頭の中でぐるぐるとしている。気軽に書き残すつもりでアカウント開設したはずが、なぜこうも気構えてしまうのか…

いろんなことに勝手に気構えたり、気遣ったりしているうちに、おかしな疲れが溜まるこの頃。こんな時こそ、力を抜いてnoteで呟いてみればいいじゃないかと、季節の変わり目となる節分の日に綴ってみることにした。

季節の分かれ目、節分と立春

今日は節分だ。節分というのは、季「節」を「分」けるという意味があるそうで、本来は立春・立夏・立秋・立冬の前日のことを指す。江戸時代に入り、今のように立春の前日を主に指すようになった。

今日は朝降った雨の残りで、東京の空気が少ししっとり落ち着き、暖かな一日となった。なんとなく春が近づいてるような気がして、心も穏やかになっていたところに、京都の知人から鍵善良房のお干菓子「菊寿糖」が届いた。

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この菊寿糖、手のひらにのる小箱に20粒入っている。真っ白で小さくてころっとした姿は、小菊そのもの。なんとも愛らしい干菓子だ。

そしてこの干菓子を梅の花模様の豆皿にのせる。豆皿は明治時代の頃のものと思しき瀬戸の骨董皿で、緑の釉薬と表面に描かれた梅の花の素朴さが愛らしい。

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なにより、冬から春へと季節が移りゆく今日という節分の日に一つの器に菊と梅の花を並べ、季節を感じることができるのが嬉しくもある。古いものである必要はないが、愛らしいと思った器をその時々で集めておけば、こうやって季節にあわせて使うこともできるのだ。

梅のまめ皿(モノクラシィWEBショップ)

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