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Amazonでは味わえない消費体験のはなし


先日、いつもと違うヘアサロンに行ってきました。

そこに行くのは初めてで、前髪カットのみが申し訳なく思われて、オプションでヘッドスパをつけてみました。いつものサロン以外でヘッドスパをするのも1年ぶりくらいで、ちょっと試してみようかしらって感じで。


シャンプーって、アシスタントの方がついてくれますよね。その子、まだ10代くらいの可愛い方で今年入りました。って感じの新人さんだったんです。そしたら案の定、力加減とか流すまでのタイミングとかが、やっぱり慣れてない感じだったんですよね。(手の動かしかたが強くて大きくて、ワシャワシャ〜〜っていうよりか、ゴシゴシ〜〜。「洗ったるぞ〜〜!」って感じ。)指圧から緊張感が伝わってきました。


「もうちょっと力を緩めてください〜。」とか「ゆっくりお願いします。」


って言えたら良かったのですが、そのままにしてたらどれくらいまで力を強めるのかな〜って思ったのと、考え事をしていて実はヘッドスパに集中できていなかったという。。。


シャンプーのあとに運ばれてきたアップルティーがひんやり甘酸っぱくて、「これ、すごく美味しいです!!」なんて、全く関係のない感想はすぐ口に出せたりして。


カット用の椅子に戻ってしばらくしたら、お店のオーナーさんがススッと背後にきて「ヘッドスパどうでした?」って笑顔で聞くから、「すごく良かったですよ!スッキリしました!」ってテンプレートみたいな返し。ウソではないんだけど、なんだか思った感想を正直に言い出せない自分自身にモヤモヤしてしまいました。口コミサイトに書くのもなんだかな〜と思うし。


やっぱり、日ごろの「タイムリーで正直なフィードバック」って大切だよね〜。と改めて気づきました。わたしも仕事でお客様と直接やりとりすることが多い職種で、自分が不安に思っていることとか、疑問に思っていること、納得いかないことやマイナスな意見を何個もお客様に並べられると「あら、大変だわー、この人。」って思ってしまうことがあります、正直ね。それでも、その人は、わたしが投げかけたことに対して真摯に受け取ってくれていて、理解してくれようとしていると云う証拠であるようにも思います。もちろん、上司や同僚からの意見もそうです。


あのヘッドスパ、リピートしそうです。

また、来月行こうかなと思ってます。あのアシスタントさんのシャンプーがどれだけうまくなっているのかが楽しみなのと、今度は思ったことをできるだけ丁寧に正直に言いたいな〜〜と。




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