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「しなやかな身体を目指して。新たな情報を得ることで広がる生活の幅」|モンテディオ山形SDGsコーナー体験記

山形県内の多くの小学生が夏休みに入った7月23日、ザスパクサツ群馬戦。水遊び広場が設置されたり、小中高生の無料招待が行われたりするなど、スタジアムは多くの子どもたちで賑わいました。

フィットネス+バレエ+ヨガ+ピラティス=「バレトン」とは?

この日のユニバーサルスポーツコーナーはニューヨーク発祥の「Balletone(バレトン)」でした。単語に全く聞き馴染みがないという方も多いと思いますが、舞台舞踊の「バレエ」と、身体を調整するという意味をもつ「トーン」を組み合わせた造語で、バレエの動きをもとに、ヨガやフィットネス、ピラティスの動きをバランスよく組み合わせた、裸足で行うエクササイズのことです。裸足で行うことで足の裏の感覚が目覚め、代謝アップやバランス能力・柔軟性の向上を期待できます。

今回は、人工芝をしいた特設会場で実施しました。参加者には、実際に裸足になっていただき、音楽を流しながら、講師を真似て、身体を動かしてもらいました。大きく身体を回したり、片足をあげるポーズをしたり、上下に伸ばす動きをしたり……。各回5分程度でしたが、軽く汗ばむほどの運動量となり、身体全体がほぐれた気持ちよさがありました。

世代を問わず、誰でも気軽にエクササイズ

今回、バレトンの講師を勤めたのは、バレトンアカデミー山形のマスタートレーナー・YUKOさん、山形市内でサークル活動をしているSATOKOさん、天童市や大石田町等で活動しているSAKURAさんの3名。YUKOさんは、「有酸素運動ですので、続けていれば体脂肪率が下がることも期待できます。高齢の方など、ひざに不安のある方は座ってでもできますし、年齢に関係なく誰でもやれるエクササイズです」と説明します。
実際、この日も子どもからお年寄りまでたくさんの方にご参加いただきました。中には、家族全員で挑戦する姿も。ちょっとバランス感覚を崩したお父さんを笑う子どもたちや、お母さんと一緒に見様見真似で挑戦する女の子など、終始和やかな雰囲気でした。「思っていた以上にたくさんの方に体験していただけた」と、講師のみなさんは手応えを感じていました。

バレトンはNDソフトスタジアム山形がある山形県総合運動のスポーツ教室でも行っています。これからますます広まりそうです。

年齢や性別、身長や体重、身体を動かすことが好きな人や苦手な人……、スタジアムに訪れる方は本当にさまざまです。激しい運動が嫌いだったり、人とあわせなければならないチームスポーツが苦手だったりする人もいるかもしれませんが、だからといって健康な身体を得るために、運動をしなくてよいというわけではありません。自分の身体をつくるのは自分自身です。ただ、健康になるためのアプローチは、人それぞれの相性もあると思います。
今回、ユニバーサルスポーツ体験コーナーで紹介したバレトン。ほとんどの人が今回初めて知ったようです。ということは、参加されたみなさんが運動するためのアプローチを、一つ増やせたということではないでしょうか。SDGsコーナーを訪れることで、何か新しいことを一つ知り、それが生活向上の選択肢になる。そのような循環が少しずつ生まれているのかもしれません。
たくさんの人が訪れるスタジアムという場所を生かし、サポーターのみなさんにさまざまな情報を発信していければと思います。
 
2022モンテディオ山形SDGsコーナー体験記 vol.13
2022/7/23(Sat)
第28節
vs ザスパクサツ群馬
 
ライター
松田 陽
 
●SDGsパートナー

株式会社チェンジ・ザ・ワールド
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