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「歴史ある山形県の特産品に宿る、SDGsの心」|モンテディオ山形SDGsコーナー体験記

女性サポーターへのデザインシャツプレゼントなどが行われた「ガールズデー」でにぎわった9月18日、ジェフユナイテッド千葉戦。SDGsブースでは、山形県の特産品を使ったワークショップを開催しました。

楽しみながら知る、持続可能な社会への取り組み

「ガールズデー」イベントの一環として、山形県花であり長年栽培され続けている紅花を使ったフェイスペイント体験が行われました。ブースを担当したのは、文政8年創業で日本国内に唯一残っている紅屋「伊勢半本店」様。担当者は「紅花は病気などに強いとは言えない花です。でも、栽培にあたっては現在も最低限の農薬しか使わず、昔ながらの方法で作られています。そこからできる化粧品や食紅は、環境に十分配慮されていてSDGsと言えるのではないでしょうか」と話します。

ブースでは、サッカーボールやハート、星などの型から2つを選んでいただき、頬やマスクに紅でペイントしました。ボディペイントはサッカー応援との親和性も高く、子どもを中心にたくさんの方にご参加いただきました。

体験ブースの数が限られていたため、途中、長蛇の列ができることもありましたが、待ち時間を利用して、紅花に関するクイズも出題。山形は一大産地ということもあり、学校で紅花について学んだという小学生や、紅花つみ体験をしたことがある方など、ブースに立ち寄る人の多くが紅花のことを知っていました。しかし、紅花からとれる染料のことや紅花の活用方法、また山形を代表する夏の祭り「花笠まつり」の笠のデザインが紅餅を発酵させる様子をモチーフにしていることなどは知らない方もいて、新たな知識を得て帰る参加者も多かったようです。

ルールを覚えて自由に楽しむ参加者が増加

ユニバーサルスポーツ体験でご紹介したスポーツはフランス発祥の「ペタンク」でした。フライングディスクやモルックと同様に何度も登場しています。昨年までは「ペタンク」というスポーツの存在すら知らなかったという方が、今ではルールを覚え、設置された道具で遊んでいる姿をみられるようになりました。

白熱する姉妹対決や、笑顔が耐えない友人グループでの試合など、それぞれが自由に楽しんでいました。ユニバーサルスポーツ体験コーナーを通して、サポーターのみなさんが、日々の中で楽しめることが少しでも増えていればうれしいです。そこから、ユニバーサルスポーツへの関心にもつながっていればと思います。

今回行われた紅花を使ったフェイスペイントは、非常に好評で多くの方に体験していただきました。「紅花はSDGsの目標12『つくる責任 つかう責任』と、目標15『陸の豊かさも守ろう』にも該当していると思います。山形で紅花をたくさんの方にアピールできたことはとても意味があること」と、体験会終了後にブースの担当者は手応えを感じていました。
山形県の特産品に込められたSDGsの心を、楽しい体験を通して知っていただく機会になったのではないかと思います。身近なところにも、たくさんのSDGsの学びがあるのだと感じます。

2022モンテディオ山形SDGsコーナー体験記 vol.19
2022/9/18(Sun)
第37節
vs ジェフユナイテッド千葉

ライター
松田 陽

●SDGsパートナー

株式会社チェンジ・ザ・ワールド
THINET
イーレックス株式会社
株式会社ミズサワセミコンダクタ
山形朝日株式会社
株式会社京都スペーサー
株式会社ソフィア
株式会社スマートチェックアウト
株式会社ライフエッグ
株式会社メイコー
日本電子株式会社
渋谷建設株式会社
カイクラ
株式会社日本エコライフ
株式会社庄内クリエート工業

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