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「未来に向けてていねいに種をまく。持続可能な社会のために」|モンテディオ山形SDGsコーナー体験記

県内のパン屋6店舗が出店した「秋のパン祭りだモン!」や、東北各地から集められた「ワイン祭りだモン!」など、食欲の秋を満喫できるイベントが行われた10月9日、水戸ホーリーホック戦。シンガーソングライターのHIPPYさんのミニライブなど、賑わいを見せました。

熱を加えて変化する銅を観察。実験教室に子どもも大人も大満足

SDGsブースでは、プラチナパートナーのメイコー様によるSDGsワークショップ【銅箔を熱して「七色に輝く銅」をつくろう!】を実施しました。同社の主力製品はプリント基板で、製造には銅を使用しています。製造する際に出る銅のリサイクルもしているそう。そこで今回は、山形大学理学部栗山研究室の協力のもと、銅の特性を利用したワークショップを開催しました。

ワークショップでは、200℃に熱したプレートで銅箔を加熱した際に起こる変化を観察していただきました。銅箔は加熱すると酸化銅の皮膜ができ、青〜赤紫色を帯びます。加熱の具合によって銅箔にはきれいなグラデーションができ、完成品はサンプルケースに入れてお持ち帰りいただきました。子どもだけではなく大人の参加者も多く、みるみると銅箔が変化する様子をじっくりと見ていました。参加者は「こんなにきれいに変わっていくと思わなかったです」、「子どもの頃、理科実験が好きでしたが、大人になると機会がありませんので、今日はとても楽しかったです」などの感想をいただきました。子どもから大人まで、楽しみながら新たな知識を得られるブースとなっています。

音声メッセージを通して、選手とコミュニケーション

この日は、SDGsパートナーのシンカ様による初イベント「カイクラウォークラリー」も行いました。カイクラとは「会話」と「クラウド」を合わせた造語で、同社が提供するコミュニケーション管理ツールのこと。「音声を使った選手とのコミュニケーションにもつながれば」と考え、スタジアム外に設置された選手の等身大パネルを巡り、選手の音声メッセージを聞きながらキーワードを揃えるウォークラリーを企画しました。
選手の音声は、「応援してください!」などのメッセージだけでなく、好きな食べ物など内容はさまざま。改めて声でメッセージを聞くという機会で、選手をより身近に感じていただけたのではないかと思います。キーワードを揃えた方には、オリジナルのキーホルダーやステッカーをプレゼント。プレゼント引き換えブースには、行列ができることもありました。

明るい未来を創るために、今、できること

今回は、ワークショップを開催したメイコー様の担当者は「モンテディオ山形でのワークショップ開催は初。当社のSDGsなどへの取り組みについて知ってもらえればと考え企画しました」と話します。ブースでは、ワークショップだけでなく、同社が行う太陽光発電などによる地球温暖化対策、銅をはじめとした再資源化のほか、ダイバーシティの推進や地域貢献など、さまざまな取り組みも紹介していました。「2023年、天童市に稼働予定の工場があります。会社の周知につなげながら、子どもたちにも喜んでもらえれば」。現在のお客様だけではなく、子どもにも楽しんでもらえるイベントを実施し、地域の未来を担う将来のお客様との関係づくりを進める同社。一歩一歩着実に、持続可能な社会へ、歩んでいます。
メイコー様や、今回ウォークラリーを実施したカイクラ様など、モンテディオ山形を通して、パートナー企業の取り組みを広く知ってもらうことが、明るい未来につながっていくのかもしれません。

2022モンテディオ山形SDGsコーナー体験記 vol.21
2022/10/9(Sat)
第40節
vs 水戸ホーリーホック

ライター
松田 陽

●SDGsパートナー

株式会社チェンジ・ザ・ワールド
THINET
イーレックス株式会社
株式会社ミズサワセミコンダクタ
山形朝日株式会社
株式会社京都スペーサー
株式会社ソフィア
株式会社スマートチェックアウト
株式会社ライフエッグ
株式会社メイコー
日本電子株式会社
渋谷建設株式会社
カイクラ
株式会社日本エコライフ
株式会社庄内クリエート工業

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