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【第二章】空からの贈り物 <第1話> 旅人、降ってきたものをどうするか相談する

幕間その1

セッションが一区切りついたので、一旦休憩を兼ねた雑談タイムを設けています。
雑談もTRPGの醍醐味の一つと考える私は、幕間の会話もリプレイに収めることで、より実際のプレイの様子を感じていただけるのではないかと思っています。


リュールエン( GM ):というわけで、一旦休憩しましょうか。お手洗いに行きたくなっちゃったので(笑)。

ゲオルグ・ロット(PL3):了解ですー。

ミィム:はーい。

凛(PL2):いってらっしゃーい。

~しばらく後~

リュールエン( GM ):ただいまです~。今日は蒸し暑いですね~。

ゲオルグ・ロット(PL3):おかえりなさいませ。

凛(PL2):えあこんつけちゃいました^^;※

※セッション開催時期は、7月の前半でした

ゲオルグ・ロット(PL3):ヘタレなので、最初からエアコン全開です(笑)。

リュールエン( GM ):ペースってこんな感じで大丈夫ですか?

凛(PL2):大丈夫ですよー。

ゲオルグ・ロット(PL3):同じくー。

ミィム(PL1):だいじょうぶですー。GM のマスタリング、すごくやりやすいです^^

リュールエン( GM ):ありがとうございます~(^^)。今日の BGM は PL1 さんのおすすめ、幻水ケルトアレンジです!

ミィム(PL1):あれ、いいですよね。私は無音ですよー。ICO※ のゲームミュージックでもかけようかな

※ICO:初代プレイステーションのゲームソフト。紋天竺葵の大好きなタイトルの1つです


リュールエン( GM ):ICO はいいですよ!

凛(PL2):ICO のうたはさいこうです!

ミィム(PL1):あの歌が好きなら前のハガレンのアニメのサントラもおすすめです。

リュールエン( GM ):なるほど!きいてみますねっ

凛(PL2):おー、はがれんは全部録画しているのですがいちわもみていないという・・・。

ミィム(PL1):今のアニメ先週終わっちゃいましたが面白かったですよ-。大島さんなのは前のハガレンなのでお間違いなく~。

凛(PL2):なるほど、了解です^^今日は BASARA 弐・・・ふふふ・・・。

リュールエン( GM ):では、準備はよろしいでしょうか?

ミィム(PL1):はーい。オッケーです

ゲオルグ・ロット(PL3):了解ですー。

凛(PL2):大丈夫です!

リュールエン( GM ):では再開します!

凛(PL2):ぱちぱち^^

~~~~~~~~~~~

15分休憩を終え、再びセッション本編へと戻るゲームマスターとプレイヤーたち。
果たして旅人たちに、何が待ち受けているのだろうか……!


セッション開始

リュールエン( GM ):さて、広場でコインと鮭の切り身を見つけたところからですね。

ゲオルグ:なかなかカオスな組み合わせです……。

ミィム:書き置きをしていきたいんですけど。

リュールエン( GM ):書き置き、了解です。どのような内容でしょうか。

:しゃけのいのti……。

ミィム:メダルの絵と、落とした方はお返ししますのでご連絡くださいということと、名前と、宿の名前、ですかね。

リュールエン( GM ):ふむふむ。どうやって置いていきます?<書き置き

ミィム:まるめて「メダルを落とされた方へ」と書いて、◯田さんに持っててもらいます。

:『鮭の切り身を預かっていますごにょごにょ』と一緒に貼っておきます。

リュールエン( GM ):なるほど(笑)。そういえば◯田さんの像なんですが、片手はどうやら半割れのコインを持っている感じでふさがっていて、もう一方の手なら、なんとか持てそうな形をしています。

:「あれ?」

ゲオルグ:「これはもしや……?」

ミィム:持ってるコインと◯田さんのコインを見比べてみます。

リュールエン( GM ):石像のコイン自体は、コインだと分かるぐらいの表現でしかないですね。

:鮭とコインを見比べます。

リュールエン( GM ):鮭とコインは、圧倒的に鮭がぐちゃぐちゃです。

:「やっぱり・・・なにもかもがぐちゃぐちゃ」

ゲオルグ:ためしに、空いてる手にコインを持たせて見ましょうか。

リュールエン( GM ):持たせてみると……石像のコインが圧倒的に大きいことが分かります(笑)。

ゲオルグ:そりゃまぁ、そうでしょうなぁ(笑)。

リュールエン( GM ):ただ、形は似て無くもないですね。

ミィム:「うーん、もしかしたら、この方がコインの持ち主さんかもしれませんね」

ゲオルグ:「この恥ずかしい石像のモデルが誰なのか、調べてみるかな」

ミィム:「えと、ロックさんでしたっけ?」

リュールエン( GM ):ですね~。ちなみに、伝承知識のある方なら、チェックできますよ。

ゲオルグ:そんなに有名人なのか……やってみます(コロコロ……)11。行けるかなぁ……。

リュールエン( GM ):11 ですね!この石像のモデルとなった人は、「ロック・ソルト」という有名な冒険家です。

ミィム:おー、ゲオルグさん物知り。

:岩塩・・・。

ゲオルグ:冒険家かぁ……どういう業績を上げた人か、分かります?

リュールエン( GM ):数々の土地を踏破した方なんですが、ある時を境に、「ほら吹きロック」と呼ばれるようになりました。

ミィム&凛:どうしてでしょう?

リュールエン( GM ):その理由が、前人未踏の滝の上に登ったと主張したのですが、証明することができなかったのです。

ゲオルグ:それは無念だったでしょうに。

ミィム:その方が今どこにいるかわかりますか?

:「この滝に上ったんでしょうかねー」

リュールエン( GM ):で、最後に「氷の大陸を制覇してくる!」と言ったまま帰ってきたとか来なかったとか。ちなみに、彼の息子も有名な冒険家だということは、噂程度で知っていますよ。

ゲオルグ:簡単に訪ねることは出来そうにないですね……。

ミィム:このコインとの関係はわかりますか?

リュールエン( GM ):そうですねー、知っていることはこれぐらいなのですが、調べると何か分かるかもしれません。<コインとの関係

ゲオルグ:とりあえず知っていることを 2 人に語りましょう。

ミィム:「ふむふむ、ゲオルグさんは物知りさんですね~(感心)」

:「ふむふむ・・」

ミィム:「像がコインを持ってるぐらいですから、きっと関係があると思うのですよ」

ゲオルグ:「折角やし、この街で調べてみるのもええかもね」

ミィム:「では、晩ご飯たべつつコインとロックさんの関係と、息子さんについて町の人にききましょう」

ゲオルグ:「今日はもう日が暮れたしなぁ……」

:「やたいやたいー♪」

ゲオルグ:「そやね。屋台の場所で情報集めてみよか」

リュールエン( GM ):ところで、書き置きはアホの◯田さんに持ってもらうんですよね?(笑)

ミィム:せっかく書いたので置いていきます。

リュールエン( GM ):了解しました。では皆さん、そのまま屋台にいきますか?貸衣装の格好のまま。

:「そのまま行きたいですー」

ゲオルグ:ゲオルグはそういう事を気にしない人なので、そのまま行きます。メダルは羊皮紙に包んで、左手にぎゅっと持っておきます。

ミィム:せっかくなのでそのまま。

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そんなわけで旅人たちは、貸衣装姿のまま屋台が並ぶ夜の街を散歩することにしました。
果たしてアホの◯田……もとい、冒険家ロック・ソルトとコインの情報を、手に入れることができるのでしょうか。

👇次の話
<第2話> 旅人、夜のテファルを練り歩く

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