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<第4話> 旅人、スイカを買って宿に帰る

バドガール……もとい、テファガールとなって、酔っ払いたち相手に情報を聞き出した旅人たち。

目的を果たして宿に帰る彼らだったが……。


リュールエン( GM ):さて、舟から下りると、かなりいい時間ですね。屋台もそろそろしまい出すお店がちらほらと見えます。

:「じゃあ、今日のところは宿に帰りますか?」

ゲオルグ:「そやね。帰ろうか」

リュールエン( GM ):では、宿に帰る、ということでよろしいですか?

ゲオルグ:はい。

:凛はかまわないでーす。

ミィム:宿に帰る途中、誰かに見られてないかこっそり注意します。

ゲオルグ:丸腰ですからね。けっこう危険です。

:「あるっこー、あっるっこー、凛、お船楽しかったです」

ミィム:「お船、楽しかったですね。凛ちゃん*^^*」

:「うふふです*^^*」

ゲオルグ:「元気たっぷりやね、若いってええなぁ」

リュールエン( GM ):もう、羊肉も豚肉も、食用蛙もいりませんね?

ミィム:あ、宿のおやつにスイカ買っていきましょうか?

ゲオルグ:せやね。スイカ買っていこう……ふふふふふ……。

リュールエン( GM ):では、スイカ売りのところにきました。一つ丸ごと?

ミィム:丸ごとじゃないと、シマの美しさを堪能出来ないのでは?

ゲオルグ:もちろん丸ごとです。

リュールエン( GM ):「ウチのすいかは、おいしいと評判なんだ」

ゲオルグ:「中がずっしり詰まったの、よろしく頼むで」

リュールエン( GM ):3 人分の「おいしい」食料と考えて……90 G の高級がいい?それとも、普通のすいかがいい?

スイカ売りの看板娘:「おとうちゃん、いまならこれがお勧めだよ」

リュールエン( GM ):普通は 10 G。

ゲオルグ:もちろん高級です。

ミィム:ゲオルグさん…(爆)。

スイカ売りの看板娘:「あいよ、じゃあ、こっちのずっしりと(愛と)甘みの詰まった高級な奴をお持ち」

ゲオルグ:ちゃりーん。

リュールエン( GM ):では高級のすいかをゲオルグさんは買いました。

ゲオルグ:結構お金使ってるなぁ(笑)。

リュールエン( GM ):では、宿に帰る途中、すいか泥棒が……(嘘)。

スイカ泥棒:「ぐへへ、お前らいいスイカ盛ってんじゃねぇか」

ゲオルグ:獣のような鋭い目で威嚇します(笑)。

スイカ泥棒:「ぐっ・・・・」<威嚇

ミィム:なんか、いろんな人に狙われまくりです^^;

スイカ泥棒:「お、覚えてろよーT_T」 逃げた。

ゲオルグ:「結構物騒な街やなぁ……」

リュールエン( GM ):「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」という文字が、ゲオルグさんの背後に浮かんだところで、フンテラールに到着します。

:「たっだいまー」

ゲオルグ:では冷めないうちにみんなで食べましょう。

:「スイカって冷めるんですか?」

リュールエン( GM ):ぬるくなるかも?

ゲオルグ:きっと冷やしてあったに違いない!

ミィム:わーい*^^*キンキン~。

リュールエン( GM ):と、宿屋に帰ってきて、すいかでも食べようとしていたところ、宿屋のフロントからお声がかかります。

フンテラールフロント:「お客様、お客様にお客様がお待ちです」

:お客のお客はお店なのか。

ミィム:「どなたでしょう…?」

:「はい?」

ゲオルグ:「ちなみにお客様のお客様は、なんて名前の人かな?」

フンテラールフロント:「実は先ほどこの部屋のかたにお会いしたいという方がいらっしゃいました」

リュールエン( GM ):みると、部屋番号はあっているようです。

:「人違いじゃないですか? だって凛たち今日ここに着たばかりだし」

ゲオルグ:「まぁ、一つだけ知る方法はあるやろけど……」

フンテラールフロント:「ガメッツ様がお待ちです」

ミィム:うぅ、やっぱり。

リュールエン( GM ):旅人の前に現れたコインコレクター、ガメッツとは何物なのか!というわけで、30分休憩してから、続きを再開しますねっ。

凛(PL2):はーい。

ゲオルグ・ロット(PL3):了解です。

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旅人に接触したコインコレクター、ガメッツ。
彼の目的とは?そして旅人はガメッツとどのような交渉をするのか……?

それは次の章のお楽しみ!

👇次の話
【第三章】来訪者 <第1話>旅人、訪問者に戸惑う

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