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307【コーチはいた方がいい。】

「コーチはいた方がいい。でもコーチが支えている分野は20%なんだよ。その手柄をとりあったとき、コーチは離れていく。」

昔、ラジオ番組でプロゴルファーの中島常幸が言っていた言葉。コーチはもともと馬車を意味しており、「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味が派生した所に由来するそうです。

たしかにコーチがいいから優勝出来るのだとしたら、そのコーチがつけばどんな選手たちでも必ず「優勝」といった結果が出るはずです。しかし現実にはそんなことはありえません。やっぱりコーチの影響は所詮20%程度なのだと思います。優勝を繰り返すには、選手の努力や個人の競技に対する考え方が大きいのだと思います。でもそのプラスアルファが意外と大事です。

ですから、最近の「○○ジャパン」的な表現には違和感を持ちます。これまでのオリンピックを見ると、コーチが父親だったり、旦那さんだったり、支えになった人が兄弟姉妹だったり。純粋に手柄をとりあわない謙虚さと選手のひたむきな汗が結果につながったように思います。金メダルを取りたいという執念が欠けていたと言う人もいると思いますが、金メダルには、そこに向かう、そこで戦う過程が重要なのだと思い知らされます。

メダルを取った選手も1回戦で負けた選手も、それぞれ世界で戦うまでには、いろんな人の支えがあったんだろうなぁと思います。社会に出ると、平等ではないし、だれかが助けてくれるなんてきれいごとはなくなるので、支えてもらうってことにすごく思いやりを感じます。当たり前かもしれないけど、すごくありがたいことです。身内の支えというのは無償の愛と絆がありますね。なんと言ってもそれに応えようとする選手のひたむきさがイイですよね。

私もコーチはいた方がいいと思います。ひたむきで素直な子が集まっても、おそらく指導者のせいで伸びられない場面は何度も見ていますから。指導者に必要なのは技術的な面よりも、チームをまとめたり、一つの方向に向かわせたりすることだと思っています。やっぱコーチは大事な存在。いなきゃチーム全体が締まらないし、必要な存在だと思います。

「コーチ(監督)がよぃとそのチームが強くなる」それはあると思う指導力がある人とない人とではチームが違ってくる。けど結局は選手達のやる気だと思う指導力のあるコーチが居なくなるとそのチームは弱くなる。それはコーチが居なくなって選手にやる気がなくなっただけ。もちろんコーチは大事な存在でも最終的には選手1人1人のやる気だと思う。スポーツに限らず、なんでも自分次第だろう確かに指導力のない人がコーチになる事もあるだろうけど最終的にはすべて自分次第。

ここで一つ、筋肉痛の原因とかけまして、オリンピック選手のコーチの願いとときます。

どちらも金取れ(筋トレ)です。

 2024パリオリンピック、いろいろな人へ感謝の気持ちを忘れずに、最高のパフォーマンスを発揮してほしいと思います。

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