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314【あやかし・ごまかし・まやかし】

今日はコワい話を紹介します。私が勤めていた学校でのことです。

「22:40・・・」

久しぶりに仕事に没頭中。忘れてた・・・魔の時間帯・・・

職員室には私が一人だけ。なのに廊下から足音が1分間くらい聞こえてきたんですけど、確認した方がいいですか?(笑)おっかないので、帰宅したいけれど、もう慣れっこなんですけどね。いつもこの時間に来るの。(笑)

気付いたのは、学級の時計が「22:40」で、止まったとき。はじめは電池切れだと思っていた。電池を交換したのに、次の日も「22:40」で止まっている。子どもたちと笑いながら、「お化けかなぁ」と冗談で言ったら、次の日も「22:40」で止まっていた。それから、携帯電話のバッテリーが2時間持たなくなるし、wifiはつながらなくなるし。ここ数日は、とてもとてもおもしろいことだらけだった。呪われてるね。

この話を、肝試しでしたら、ひとりの子が、トイレにひとりで行けなくなってしまった。必ず、嘘だよ~って話すのですが、実話の力は凄いと実感します。学校には、誰にも知られない七不思議というものが実在します。ただ、知らない方がいいと思います。そんなことも、世の中にはいっぱいありますし、知ってもそんなに面白くないです。

仮に怖い話を知ってしまったり、怖い場面に遭遇してしまったりしたら。とにかく部屋を明るくして、歌を歌ったり、踊り狂ったりするといいです。また、誰かに良い事をするのもいいでしょう。そういう人にお化けは近寄ることが出来ませんから。「お化けが怖いよ~」に便乗して、しつけを教えてしまおうと言う高等テクニックでした。

おすすめの絵本紹介

「死んだかいぞく」下田昌克

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「オリオンとクラヤーミ」エマ・ヤ―レット

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