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雨が降る日はホッとしていた子ども時代

こんばんわ、すーです。

「今日は晴れたいい日だ!嬉しいー!」
って声をよく聞くし
出かける予定がある日に晴れてくれるのは
もちろん私も嬉しいのですが

そんな"晴れの日"を望まない子ども時代がありまして。
今度の休みは晴れますよーに!なんて思ってことなかったし、雨の予報にホッとしていました。

なんでかと言うと、
雨の日は外に出なくて済むから。
外に出なくて良い理由ができるから。
#わー

大人は元気な子どもを望むし
そんな子どもを見ると嬉しそうだし
それがあるべき姿だと察して
なんとなくプレッシャーだったのです。

私は友達と外で走り回って遊ぶより
家の中で本を読んでいる方が好きで
絵を書くことの方が好きで
ピアノを弾くことの方が好きで

学校に行けば友達には会えるし
わざわざ休みの日にまで会わなくても良くて、
休みの日に別に1人でも全然楽しかったんです。

母は私に外で遊びなさいとは一度も言わなかったけれど
テレビが言うこととか友達のお母さんとか
近所の人とか、そんな大人を見ていると…

「子どもは、お友達と一緒に元気に外で遊ぶもの」私はそのあるべき姿から離れているのだと思うと、家にいるのが罪悪感で。
母は何も言わないけど、きっと同じように思っているんだろうと思うと、少しでも安心するように無理に友達と外で遊ぶ約束をしてた。

でも雨が降った日は
心置きなく好きなことができる。
雨だから…今日は家の中で過ごすのだと胸を張って言える。

「今日は雨か〜、残念だな」
心にもないことを言って"しょうがなく"家の中にいる。そんな子どもだったのです。

ところが大人になるにつれてさ
インドアっていう便利な言葉があって
私はとっても嬉しかったよ。

そしてインドアという言葉に出会う前にびっくりしたのが
高専に進学して寮に入ったらさ、
同じような人が沢山いたんだよね。

1日中マンガ読んでたり
1日中ゲームしてたり
1日中ロボット作ってたり

卒業間近になると研究室に篭る人もたくさんいた。いわゆるオタクみたいな人がたくさんいて、別に友達と外で遊ばなくてもこんな世界があるんだって知ったのです。

私みたいに周りの目を気にすることもなく
生まれてこの方、自分がやりたいことをやりたいように貫いてる人たち…

なんだか自分の価値観がバカらしくなった。

私なんか足元にも及ばないくらい重症な人たちがたくさんおりました。
めちゃくちゃかっこよかったよ!

今でもやっぱり休みの日に雨が降ると少し嬉しいけど、胸を張ってインドア宣言をしてる!
#胸をはるようなこと

好きなものを堂々と好きって言えるって
めちゃくちゃ尊い!と思います!

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