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「褒め」は人が伸びる肥料だ

私はダメ出しされて伸びる派だと思っていました。高校の吹奏楽は先輩後輩関係なく、ダメ出しを言い合う文化が合って、そのお陰で自分は上達したと思っていました。それに負けず嫌いだから、反発精神がとっても大きいので、褒められるよりダメ出しの方が性に合うのだと思っていました。

通って10日程になる教習所は「褒めて伸ばす」がキャッチコピー。いくら自分がダメ出しで伸びる派であろうと、ほとんどの人がそうじゃないことくらいは分かっていたので、そのキャッチコピーはとってもいいなと思っていました。

正直めんどくさいが勝ちながら通いだした教習所ですが、「なんでめんどくさいなんて思っていたんだろう」ってくらい楽しい。毎日、帰ってから嬉しいことやできたことを母に報告したくてしょうがない、そんな日々で恐ろしいほど元気で活力持って通っています。


これだけ楽しいのって、そもそも運転自体が楽しいのもあるけれど、それだけじゃなくて「褒めて褒めて伸ばしてくれている」からなんじゃないかな〜と思うようになりました。

というのも、帰り道は毎日ホクホクした気持ちなんです。「今日はいい1日だった」と満足感ある帰り道、「いいもの買えた」「いいことあった」そんな帰り道って凄くワクワクでうきうきするじゃないですか、その気持ち。それを毎日持って帰っているような気がするんです。

教習所で行う性格診断みたいなものも「安全運転タイプ」で器用貧乏で、見たものを真似るのが得意なタイプなので、私自身が運転習得が早いのかもしれません。それでもすんごい褒められるから、よりやる気出るし頑張れる。

「今の曲がり方美味かったね」
「S字もクランク綺麗に通れましたね」
「1時間でとても上手になりましたね」
「そうそう、その感じいいよ」
「そう!今の!とても良かったね」
「見違えるほど上手になってるね」

と褒め言葉を浴びまくる毎日、そりゃ楽しくて嬉しくてホクホクして帰るよなあと、こうやって書いて再認識しています。

そして褒められて、上手くできた共感もしてもらえて、運転感覚を掴んでまた一歩成長する。

凄くいいサイクルで学んでいるんだなって感じます。

人が成長するにはやっぱり悔しさとか苦しさとか、必要な場面もあるけれど、いい関係を築きながら成長していくためには「褒めて伸ばす」がやっぱり1番いいのではないかと思わずにはいられない、満ち足りた生活を送っています。

ポジティブにいられる毎日が居心地良くてとてもとても幸せです。運転楽しいなあ!

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