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リフォームで

  エッセイ第7回目…だったかな?(笑)
  今回はちょっと不思議な話です。といっても、信じるか信じないかはアナタ次第…というか体験した私次第なんですけど(笑)
  怪談とは少し違いますが、ある意味怖いかも?な話です。

  コロナが流行る前、両親が実家を一部リフォームしたのですが、その期間にあった出来事です。
  11月下旬、私が胃腸炎になりました。数日で回復したのですが、12月に再び胃腸炎に。胃腸炎は治ったと思ってもまたすぐになることもあるようなので、完全に治っていたわけではなかったんだなと、そのときは思いました。それが、12月下旬頃。
  そして年が明けて元旦。なんと両親が二人とも胃腸炎に。翌日には私のきょうだいと祖母がなってしまいました。せっかくの正月なのに、幸先悪い…。
  家族は皆、病院で薬をもらってお正月休みの間に回復しました。しかし残念なことに、明日から仕事始まる!というときに、私が三度目の胃腸炎…。翌日は仕事を休む羽目になりり、回復後も1月下旬に4度目が。3ヶ月の間に何度も病院に行くことになるとは思いませんでした。
  これだけ続いたので、これは何かあるんじゃないかと感じ始めた頃、母が霊能者といわれる方に相談する機会が出来ました。
  母が上記のことを話すと、霊能者の方は「今、何かご自宅でやられていることはありますか?」
  そして母がリフォームのことを話すと、「お庭はどうされてますか?」と。
  庭もリフォームの対象で、元々は百日紅や柚子の木などが植わっていました。私が子供の頃にはすでにあったのですが、今回のリフォームではどうするのか母に訊くと、なくしてしまうとのこと。個人的には少し寂しくなりましたが、母はバラが好きで、それを初めとして庭の花を色々変えてガーデニングをしたいという話だったので、私は特に何も言いませんでした。
  それで、元々庭に植わっていたものを全て業者の方にお願いしたことを母が話すと
「植物の供養はされましたか?」
と霊能者の方は仰ったそうです。
 ん? 植物の供養? 何もしてない…となりまして。
「お庭に植わっていた植物も1つの命です。お施餓鬼してあげて下さい。心を運んであげることが大切ですよ」と。
  母は私達家族を代表してお施餓鬼をしてくれました。ごめんね、と心を込めて。
  その後、再び胃腸炎になることはありませんでした。この出来事は昔でいうと、祟りに近いような体験だったのかなと思います。
  こっちの都合でただ伐採だけしてしまって、長年ずっとそこにいた植物達(自然霊?)はどんな気持ちだったのかと考えさせられました。たぶん、胃腸炎という症状が何度も出ることで一度立ち止まって気付いてほしかったのかな?と勝手に感じております。

  自然豊かな地球で生きているのは、人間だけではないですものね。

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