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アンラッキー、アンハッピー

禍福は糾える縄の如し、良いことも悪いことも裏返しであり、どちらか一方ばかりがやってくるわけではありません。
中国の故事にある塞翁は不幸に見舞われてもニコニコし、幸運に恵まれると不安そうな顔になったと言われています。
悪いことと一言で表しても、そこには二つの捉え方があります。
一つは事実としてマイナス影響をもたらすアンラッキーな出来事です。
何かしら因果関係の元が自分にあったとしても、どうにかなる時とならない時の線引きが曖昧なものはアンラッキーとしか言いようがありません。
旅行前に体調を崩した、財布を落とした、noteの連投記録を失った…全てアンラッキーな出来事です。
ではこれらの不運が全て不幸、即ちアンハッピーな出来事かというと違うかもしれません。
アンハッピー、不幸だと感じるのは個人の心であり解釈です。
アンラッキーだからアンハッピーは当然ですが、アンラッキーでもアンハッピーではないという状況もあります。
また、アンラッキーでもないのに気が滅入ってアンハッピーな状態もありますが、ちょっと勿体無い蒸気です。
プラス思考の持ち主だったり、心が強かったりすれば多少のアンラッキーにめげず、アンハッピーに陥らないかもしれません。

アンラッキーとアンハッピーを重ねてしまうと心は沈む一方です。
どちらの状態なのか、どちらが多い状態なのかを意識してみると気持ちの切り替え方が見えてくるかもしれません。

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