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東京大学▶︎ウサギ▶︎折紙工学

友人の堀川さん(建築系プログラマー)が参加している展示会「CONNECTING ARTIFACTS つながるかたち展03」を見学するため、東京大学の駒場博物館へ行ってきました。去年もお邪魔しましたが、年々規模が大きくなっています。開催概要はこちらをご覧ください↓

今回も東京五輪エンブレムを作成された野老朝雄(ところ あさお)さんが参加されていました。野老さんは東京大学で「個と群―紋様デザイン」という講義もやっているみたいです。

▲パラリンピックエンブレム
▲ポスターにも野老さんの市松模様
▲おそらく東京大学公式の出版物に野老さん(左上)と同じ見開きにアバターで掲載される堀川さん(右下)

私は建築系でも理系でもないので、展示の説明文を読んでいても、わからないことの方が多いです。しかし、今は理解できなくても実際に見て聞いて触った感触は脳に保存され、いずれどこかで繋がる可能性があるので、興味がある展示会等には必ず行くようにしています。

▲手で触れることができる作品↑

▲折紙工学を用いて1枚の紙から作られたウサギ
▲東大発のベンチャー企業 Nature Architectsの作品
▲その概要の一部。既存の産業構造を変えるポテンシャルがあると思います。
▲切り込みを入れることで剛性を下げて曲げられた木材
▲元は真っ直ぐな木材だったとは思えない程の形状
▲宇宙開発でお馴染みのミウラ折りを用いた作品
▲その概要

「折紙工学」に「ミウラ折り」に大学で研究していることなんて大半の人は、自分には関係がないと感じると思います。

しかし、ミウラ折りが1970年に発明されていなければ、宇宙開発はもっと遅れていて、現在のスマホにはGPSが搭載されていなかったかもしれません(=グーグルマップが使えない)。

日々、我々がスマホ等のツールから享受している快適さは、他の誰かが研究・開発してくれた技術が社会実装されたものです。

「CONNECTING ARTIFACTS つながるかたち展03」の会期は11/26(日)までなので、皆さんぜひ足を運んでみて下さい。

▲熱を加えると立体になる新素材
▲パズル
▲熱収縮シートを用いて自動的に折れる折紙のウサギ


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