見出し画像

①音楽家が初めてロサンゼルスに行った時に感じた違和感。

皆さん、初めまして。

私はGRPという名前で活動している作曲家、編曲家です。

小学2年生の頃に音楽と出会い、12歳からバンドを組んで活動し、高校生活の終盤には打ち込みのDTMに出会い、色々経て今はメジャーアーティストやインディーズアーティストの方々に作曲提供や、編曲をさせて頂いております。素晴らしい作品を作ることを心がけて毎日を過ごしています。まさに音楽のために生まれてきたと言ってもいいくらい毎日音楽と共に生きています。

そんな僕が衝撃を受けたのは2015年の6月。

友人の誘いにのってロサンゼルスに行きました。行った理由としてはアメリカには行ったことがなかったのとその友人が『とにかく最高だから来い!』とのことで行くことを決めました。

もちろん移住ではなく3週間という短期で。飛行機のチケット買って、滞在する民泊も予約して、語学学校も申し込んで、お金払って、もう準備万端。初めてのアメリカにワクワクしていたのを今でも覚えています。

そしてその日がやってきました。いよいよ渡米です。パスポートも含め、保険や、全てに忘れ物がないか念入りにチェックチェックチェック。

よし、完璧だ。

空港へ向かい換金所で円をドルに替えて、さああとはもう飛行機に乗ってアメリカに入国するのみだ!

約10時間の空の旅を経てロサンゼルスのLAX空港に到着。到着してから入国審査があり審査を受ける。なんだか審査官みんな怖い顔で誰も笑っていないし、ここで入国出来ずに強制送還された人もいる事も聞いていたので少し緊張していたがなんなくクリアしてついに初アメリカへ入国しました。

まず感じたこと。

匂いが違う!!空が広い!!なんだか気候がいい!!暑くもなく寒くもない完璧な感じの。



そして宿泊地へとUberで向かう。



一緒に来た友人は以前何度か来てるようで慣れてる感じがしててちょいちょい自慢げにしてくるのにイライラ。笑 


しかしこの青い空はなんて広いんだ。ほんとに感動した。日本と同じ空なのか?それぐらい違う。



早速僕は音楽を作りたい衝動に駆られた。時差ボケがすごいけど関係ない。




機材をセッティングして、いざ音を鳴らす。


んん?!



あれ?!





なんだか音が違うように聞こえる。。




これはなんだ?!




いつも聞いてる音が違う音に聞こえる。


わずかな差ですが僕はそれを感じた。


そしてその衝動に駆られたまま僕は一曲作った。その曲はとても不思議であの広い青空にぴったりな曲だ。



僕はその時思った。




これは日本では作れない。




ここでしか作れない音だ。




興奮しまくっていた僕は眠いことも忘れ没頭して曲を作っていた。自然と新しいアイデアがたくさん頭に浮かぶ。これは一体なんなんだ。日本にいたら浮かばないようなアイデアばかりが浮かんだ。



この感覚が今後の僕の人生を大きく変える事になる。



続く、、


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?