最近の記事

生涯に渡る志について

何となく1年の締めくくりということで、いろいろな経験をした上で、自分の志を振り返ってみようと思った。(最後の方、グロービスで一緒に学ぶ人向けに書いてるので悪しからず。) 結論から言うと、志は大学院の入学当初と変わっていない。「患者を減らすこと」。そして、来年から本格的に動き出す。 そう思った背景を。 日々の生活を送る中で、病気やケガ、その他心身の不調に思考や行動を制限されることは、相当なペインだと思われるし、そんなことに時間もお金も心もかけるのは、相当なムダだと思う。

    • セラピストとBTC型人材

      理学療法士とBTC型人材 ○長々と読むのが面倒な人のために   長くなるし、文章がうまくまとまっているかチェックするのも大変なので、言いたいことを先に書いておきます。 ・これからは、医療業界も含んだどのような業界にもBTC型人材は必要 ・BTC型人材を目指すためには、各スキルの獲得ではなく、3つの思考法を学ぶべし(論理的思考、アルゴリズム的思考、デザイン思考 ・ 3つの思考法を学ぶことで、「問いを立てる力」をつけ、多くの仲間を作って自分のやりたいことを成し遂げるため

      • 脊柱と四肢の関係を研究するプロジェクトについて

        久々の投稿になりました。 今回はまさにタイトル通り、 脊柱と四肢の関係性を研究してみよう!というテーマで活動している僕らのチームの紹介です。 内容は、 ①この研究プロジェクトが発足したキッカケ ②このプロジェクトの目的 ③現在の活動内容 ④今後の展望 ⑤協力メンバー募集 です。ご興味ある方、最後までお付き合いください。 ①この研究プロジェクトが発足したキッカケ僕は、予防医療の分野にずっと興味を持っていたので、予防領域でPTが出来ることは何か、ということを模索していまし

        • インシデントレポートの書き方とその意味

          こんにちは。最近予防のことについて全然書いてないですが、前に書き溜めていたものを投下しています。 今回は、できれば書きたくない、でも仕事で必要になってくるインシデントレポートについて書きたいと思います。ニッチすぎるテーマですが笑、重要です。 臨床現場で働く上で、まず避けなければいけないのが、インシデント・アクシデントです。 例えば、 ・患者さんがリハビリ中に転倒してしまった。 ・トランスファー中に点滴が抜けてしまった。 ・離床許可で出ていない患者さんを立たせてしまった

        生涯に渡る志について

          歩行の見方

          こんにちは。動作介助から始まり、姿勢・動作の見方、そして最後は歩行の見方です。 歩行は理学療法士が分析すべき代表的な動作の一つです。 歩行は連続的な動作ですので開始肢位と終了肢位はありません。 連続動作だからこそ見づらい部分もあると思います。 この歩行の見方の記事を読む前に、姿勢・動作の見方を一度見ていただけるとスムーズに読み進めることができると思います。 動作介助で意識すること|森川直己 @morio33731|note(ノート)https://note.mu/mor

          歩行の見方

          姿勢・動作の見方

          こんにちは。今日は予防と関係なさそうだけど、とっても関係してくる姿勢と動作の見方について話します。 姿勢や動作は実習生の頃から確実に評価項目として挙げられるものです。 そして姿勢と動作の関係性は、 動作は、(開始)姿勢に始まり、(終了)姿勢に終わる といった格言のようなものもあるくらい密接に関係しています。 姿勢と動作の見方は人それぞれかなり異なると思います。 体幹から見る人もいれば、足部から見る人もいますし、動作を相ごとに分けて見る人もいれば、ざっくりと全体を見て気

          姿勢・動作の見方

          動作介助で意識すること

          こんにちは。今日は予防と少し離れて、理学療法士なら一度はやることになるであろう、動作介助の中で意識することを書いてみました。 動作介助というと思い浮かべるのは、トランスファーや歩行介助だと思います。 ただ動作が安全に行われるよう介助するだけ、ではなくセラピストとして出来ることは意外にもたくさんあります。 動作介助は治療です。 動作介助の際に意識しておくべきことを紹介していきます。 ①スムーズに動作できた時の重心の軌跡を把握する(評価として) ②介助の量を変えながら、

          動作介助で意識すること

          認定療法士資格をどう活かすのか?その①

          こんばんは。2回目の投稿になります。 今回は、 認定療法士資格を、どう活かすのか。これについて、数回に分けて検討していきたいと思います。 実は僕はこの業界にいて、認定療法士と一緒に働いた事がありません。(交友範囲の狭さ…w) 内情とか知らない分、誤った情報が無いように調べて書きましたが、それでも間違ってたらご指摘ください。 数回に分けて、とした理由ですが、結構骨の折れる作業でして… 僕の今受講しているオンライン講座、GLOBISのクリティカルシンキングでの考え方を

          認定療法士資格をどう活かすのか?その①

          予防医療の中で理学療法士が出来ることって何?

          ここ数年で予防医療に対する注目はどんどん高まっています。 医療職はもちろん、一般の人の間にも予防医療は少しずつ言葉として浸透しているような気がします。 子供から高齢者まで、様々な疾患を抱える人のリハビリをサポートする理学療法士ですが、世の中の流れと同様に予防に対する意識が業界としても高まっているように感じます。 かくいう私も予防の必要性を実感し、世の中に広めるべく、予防医療普及協会のオンラインサロンでの活動や、予防に繋げるための知識・技術を身につけるべく自己研鑽を積んでお

          予防医療の中で理学療法士が出来ることって何?