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〜極私的名著選評〜②(1)『風の歌を聴け』

おはこんばにちは!やっすんやで!
暖冬!暖冬が過ぎるよ!日本!というか地球!
ふざけんなよ!俺たちはもうこれぐらいの季節になったら、BUMPの『スノースマイル』を口ずさみながら、クリスマスのイルミネーションを見てエモい気持ちになってたいんだよ!
それがなんだよ!こんな春みたいなポカポカした気候にいつまでも甘んじやがって!うんざりだよ!稲佐山デートはな!寒いから綺麗な夜景が見れるし楽しいんだよ!!!

はい、既に本稿を読む気が失せた皆さま。焦ってはいけません。
人生という複雑難解なゲームにおいて、焦りとは、何よりも捨てなければならない感情です。
右頬を打たれたならば、左頬を差し出す余裕を持たなければなりません。
リング上で右ストレートを喰らったならば、すかさず左フックを敵に対してぶち込まなければなりません(言ってること変わっていませんか?)

ということで(支離滅裂)、極私的名著選評第二弾ということで、勝手に、1人でぎゃあぎゃあと喚いていきたいなと存じます。

さて第二回目ですが、今回愛を叫ぶ作品は、タイトルを見ての通り、
『風の歌を聴け』村上春樹
です。
前回の『格闘する者に○』同様、今更私のような者がわざわざ紹介するような作品ではないのですが、ただただ愛を叫びたい、その一心で今回もやらさせて頂こうかなと思います。

では早速、本作のスキスキポイント1
やたらと煙草とビールが出てくる
コレです
いいですね〜!!めちゃくちゃ、【極私的】ですね〜!!!
こんなん誰が良さわからんねんって話なんでしょうが、愛煙家かつのんべえかつ懐古厨である私には、どこであろうと煙草を吸うような場面や、麦酒を浴びるほど飲んだ後に普通に車に乗るような描写がある作品なんてのは、それはもう大好物過ぎて涎が止まらないんですナ〜!
これはあくまで、そういった少々野蛮な時代を、記録や文学でなぞったりするのが好き、だということで、決して私自身がそういった非常識な行いに憧れているということではありません。
まあ要は、「そういう時代もあったんだな」という一種のノスタルジックを感じるのが、癖として我が脳に搭載されていた、という事ですね。

もう少し行きます。
場面として麦酒や煙草が多く出現する作品ですが、冒頭(こちらも前回の『格闘〜』と同じく厳密にはなんやら訳のわからん文章が書かれてありますが、場面としての冒頭はという意味)から主人公が友達とグビグビ麦酒を飲んでるんですね。
「ジェイズ・バー」ですよ、みなさん。
ハルキストの皆さまであれば、この名前を知らない人はいないでしょう。
小説というものはたくさんの飲食店が登場するものですが、どれか一つ過去の名作に登場した店に入れることになったならば、私は迷わずこの店を選びます。
それぐらい、なんと言いますか、イイんですよね。雰囲気が。無駄なものが一つも出てこないんですよ。ビール、ピーナッツ、(基本的には)寡黙なマスター、ジュークボックス、壁に飾られた変な絵。
私の記憶する限りでは、ジェイズ・バーを形成する要素は、たったのこれだけです。
そして村上作品というのは、このバーに限らず、無駄なものがあまり配置されない世界が描かれることが多いです。物が溢れている現代ではおおよそあり得ないほどのシンプルさが、イカしたハードボイルド臭がして、平成生まれの私をグサグサと突き刺してくるわけです。

ああ、やっぱりワシ、文章下手やなぁ〜。
何を言ってるのかさっぱりわからんで、ほんま。
まあここまで読んだ人もいないでしょうし、極私的だし、いいとしましょう!
それでは続きはまた次回!あでぃおす!


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