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クロール|呼吸の真実|マスターズスイマー対策方法

今回は、
呼吸をするとタイムが
極端に遅くなってしまう人
必見な内容です!


クロールの呼吸時にテンポが遅れるのは、
マスターズスイマーにとっては
良くあることです。


呼吸動作を行うと
約0.2〜0.3秒ぐらい
テンポが遅れると言われています。


2かき毎に1回呼吸(hyp2)であれば、
テンポが遅れること自体、
悪いことではありません。

その理由は、
「テンポが上がり下がり」しないからです。


ただし、
4回に1回とか、
6回に1回などは、
ノーブレの時間が長く入るため、
「テンポの上がり下がり」が起こります。


「テンポが上がり下がりする」と
泳いでいる時に
加速と減速が繰り返されることになります。


一度、減速した泳ぎは
加速するために
より多くのエネルギーが使われます。


この減速と加速を繰り返す泳ぎは
中・長距離(100m以上の距離)では
大きなマイナスになります。


ラスト5mでノーブレをいれるのは、
身体を浮かせ加速させる手段として
とても有効ですので、
しっかり活用しましょう。


しかし、
「楽に速く泳ぎたい前半」で、
エネルギーを無駄に使うのは
避けたいところです。


今回のブログでは、
その対策の手段を2つ
お伝えさせて頂きます。



【対策①】 呼吸しても速く泳げるようにする

一つ目は、
スタート後にノーブレを
入れすぎないようにすることです。


これは毎回呼吸をしてゆっくり泳ぐ…
ということではなく、
息継ぎをした状態でも
速く泳げるように練習を行うということです。

特に、100mや200mのレースの
最初の50mは、
この方法がとても有効だと考えます。

私もレースのときは、
この作戦で100mや200mを泳いでいます。
(飛び込んで数かきは
飛び込みの初速活かすためノーブレです)



【対策②】 呼吸動作を改善する

もう一つは、
「呼吸動作自体」を
改善するということです。


呼吸動作の改善ドリルは
過去のこちらの動画を参考にされて下さい。

息継ぎで顔を上げられるのは、
実際には0.3〜4秒程度ですので、
その間に一気に
空気をたくさん吸い込めるような
呼吸機能も必要です。


25mをフィンを履いての
潜水系ドルフィンなどは、
呼吸機能を発達させることのできる
トレーニングです。

その他、
呼吸制限の練習(ハイポ7以上)も
そのジャンルの練習ですね。


【まとめ】 呼吸動作が改善された結果は?

呼吸器を改善させることで、
息継ぎ時間を短縮するというのも
手段の一つですね。

一気に吸える空気の量を増え
毎回呼吸で
1ストローク0.03秒速くなれば、
10ストロークで0.3秒も違いが出てきます。

単純計算で、
50mでは0.5秒くらい
稼ぐことができます。

200mでは2秒…
400mでは4秒もの違いになります😅


ぜひ、いずれかの方法を試して、
試合でベストな状態で
泳げるように準備しましょう。

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