16日目|適応障害になった理由と復職して思ったことについて


今日は会社をお休みしました。

土日祝は12時間勤務で、今の私にはあー辛い!!って感じだったので。

思えば先週の土曜に復職して、その日は4時間で早退したものの、日月の半日勤務と平日の9時間勤務(火曜は休み)に耐えきったのって凄いと思います。

今回はかなりうぬぼれますね。

なのでここでまた無理しなくてもいいやと思い、休みました。


それで、そもそもなんで『適応障害』って言われたんだろうなぁと考えていました。

とりあえずで付けた病名なのかもしれないけど、実際に職場に着くと心身共に終わるので、本当にそうなんだろうなとも思います。

最初にそれっぽい症状が出たのは8月の最初の出勤日で、その日は前日から涙が止まらなくて、当日もそのまま会社に向かいました。

けどそんなメンタルでサクサクと出勤できるわけもなく、会社の最寄りの駅の側まで行くのがいっぱいいっぱい。

その日、直属の上司に送ったメッセージを見たら、言葉遣いこそちゃんとしているものの(よくこんなの送れたなぁ…)ってくらい、文章が情緒不安定でした。

そして結局その日はクリニックに行って会社をお休みし、翌日から普通に出勤しました。


こうなったキッカケは、プレッシャーに耐えきれなかったからだと思います。

6月7月と、私は東京新卒の3位以内にいました。

当然、めちゃくちゃ期待されます。

そして7月の末に「今月の目標は200万だ!」と言われ、私も「分かりました!やります!」とその気でした。

しかし一方で、(いやいや200は無理だって今150にギリ届いてないくらいなんだからいきなりそんなにできないよ…)と思っている自分もいました。

ただそんな目線の低いことを言ってしまったら怒られるし、私は自己肯定感が高いマンになるしかなかったのです。

あとは、受注をとることが嫌になってきたのもあります。

というのも私は真面目っぽく見えて実は(?)めちゃくちゃ適当なので、ミスをしてしまうことが多いんですね。

その度に怒鳴られてしまったので、上司に依頼を出す=怒られるという式が私の中に出来てしまい、いつからか受注をとることが怖くなってしまいました。

きちんと確認しなかった私もいけませんが、その辺の研修をちゃんとやるとか、フォーマットを用意しておくとかしてくれれば良かったのにとも思います。(臆病なので出勤最終日の日報に書きます)


そして8月の最初の出社日に、出勤拒否症状が出ました。

取れなかったらどうしようという不安と、取るのが怖いという恐怖が同時に押し寄せてきて、体がそれに耐えきれなかったからです。

クリニックではポロポロ泣きながら、そのことを話しました。

先生は「実際は新卒はそこまで期待されないものだから、大丈夫だよ」と言って下さいましたが、それでも私は200という数字を出さなきゃいけないとしか思えませんでした。


案の定精神的に追い込まれ、その月の個人売り上げは前月の半分以下に落ちこみました。

自分の電話している声を聞けるツールがあるのですが、本当に覇気が無かったです。

それまでは"情受注"と言って「森木さんが頑張って説明してくれたから」と契約してくれたお客さんもいたくらい一生懸命やっていたのですが、そんな森木さんはどこかへといってしまいました。

それから9月になり、完全にダウン。

2週間の休職です。

バリバリ働いていたので、休んでいる間は当然罪悪感もありました。

しかも『適応障害』というものは、うつ病とは違い、ストレス対象から離れている間はある程度元気なので(健康体なのに働かないなんて!)と自分にイライラしたこともあります。


そしてきっちり2週間後に復職。

みんなびっくりしていたし、私もびっくりだよって感じでした。

ただやっぱり動悸とか気分の悪さが凄まじかった(そもそも適応障害は同じ部署に復職するのは良くないんだけど)ので、薬に頼りつつも頑張りました。

自分の席が隔離された場所に移動していて、それは結構救いでした。

あと周りの人の優しさも。

休んでいる間、会社の共有動画は怖くて見られなかったので、本当に探り探りでの復職でした。


そういえば、前日休みたがっていた私に森木母が「成長のために行った方が良い」と言っていましたが、それはその通りだったと思います。

実際に苦しさを乗り越えてお金を稼ぐという行為をして、受注をとって、自信にもつながりました。

ただ同じような状況になっている人がいたら、私は別に行けとは言いません。

復職して3日目くらいにはもう忘れてしまいましたが、「体が資本」と友達に言われて本当にその通りだと思うからです。

つらいなら行かなくていいと思います。

私の場合は保険料と年金分だけは稼がなきゃ!という気持ちに従った方が楽だったので行きましたが、今は稼ぎ終わったのでもう気楽にいこうと思えています。

あとは"退職が決まってる上で2週間休職した人がちゃんと会社に行く"というシチュエーションが自分の中でめちゃくちゃ面白いなと思ったので、暴れながらも行けました。

そういう、休みたいより勝る何かがないんだったら別に無理をする必要はないでしょう。

"働くこと"自体が嫌という人に対してはそっかぁとしか言えませんが、休職は実際にしてみて、崩壊の危機を免れたし、何より気持ちの整理が出来たのと、周りの世界を見渡す機会を作れたので、それはそれで良かったと思います。

あと私の母みたいに「とにかく頑張れ」と言う人は、自分がそういう成功体験があるから言ってしまうんだと実感しました。

私だって復職してお金貰って貢献もして良かったって思ってるし、そう言いたくなる気持ちも分かります。というかそうなるのは必然です。

けど一方で、なんで嫌いな職場にきちんと行っちゃってるんだ!という気持ちもあり、だからこそ別にどっちがいいとは言い切れないです。

休みたければ休む、行った方が楽な理由があるなら行く、でいいと思います。

なんかうまくまとまりませんでしたが、結局「人は人、自分は自分」なので、この記事も含め他人の意見も生き様も参考程度に生きていきましょう。

周りが頑張っているから私も頑張らなきゃなんてことはないんです。

体力もそれまでいた環境も人それぞれ違うのだから、一緒になろうなんて気持ち悪いです。

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