逆張りの本質

就活の自己分析をしていたら、自分の矛盾にぐるぐるしてきたので、noteにまとめてみる。

無駄と効率化

効率化・生産性が是とされる現代で、

  • あえて、手紙を書き、手書きで日記を書き、メモをとり、アナログであろうとする。

  • 人生には無意味なことは一つもない、なんでも何かとつながっている。
    だから無駄を愛し、無駄なこともやったっていい、と思う。

こういうふうに、非効率や無駄を肯定する気持ちがある。

しかし、自己分析を進めてみると「時間を有効に使いたい」「最短距離で合格したい/内定をとりたい」「報われない努力はしたくない」と願う自分がいた。順張りである。

逆張り(ここでは時代の価値観と逆行すること)は、時代に追いつきたいけど追いつけない自分を正当化するための予防線なのだろうか。

同じく逆張り気質な友人に疑問をぶつけると、
「逆張りと順張りは単なる二項対立ではなく、際どい緊張関係にある気がしている」
と薫り高い回答が返ってきた。さすがである。


内向型と逆張り

最近、なんでもないようなことで疲れると感じて、色々自分を点検している。(これを書いていた6月半ばを抜けたら楽になったので、天気の影響もかなり大きいとは思う。)
そこで知ったのが、内向型と外向型の分類。
(二項対立で分類することは物事を単純化できる便利さがあるが、必ずしも白黒つけられるものではないことを頭に置きつつ、)自分は内向性が強いのだろうなと思った。

「繊細さん」と可愛い名前がついて、本がたくさん出されているから、なんでもないことに疲れてしまう人は世の中に一定数いるということなんだろう。

ちょっと前置きが長くなったが、そういう本の中で、逆張りと似たような記述が出てきた。

「自分の価値観へのこだわりが強く、現実より理想が大切なため、現実との矛盾に目をつぶれない。世の中の迎合に批判的。みんなの動向に疑問を抱く。」「社会や制度について反論をもち、「これでいいのか?」と自問する。」などなど

おお、まさに逆張り。そしてまさに自分。

(脱線だが、占いでその人が内向ぽいか外向ぽいか分かれば、かなりの確率で性格を言い当てることができるんじゃなかろうか。)

(さらに脱線。一概には言えないけれど、noteを書く人には、内向的な傾向をもつ人が結構いるんじゃないかと思った。生活をしていて何かもやもやすることや気落ちすることがあって、それを燃料に文章を生み出すことが私は多い。)


ともかく、自分の逆張り気質は順張りへの憧れもありつつ、自分の性格に基づく傾向なのかなと考えられる。

矛盾と思っていたけれど、そういう矛盾にぐるぐるしてしまうのがまさに性格で、綺麗に矛盾を解かなくても、そのままにしておいて別にいいと思えたのが発見だった。

就活でいやいや始めた自己分析の深みにハマり、肝心の就活が進んでいないのが自分らしい。
ちょっと潜水しすぎたので、一旦息継ぎをしようと思う。

うまくいく自信はない。だが、情熱はある。

かしこ


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