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時代

 高度経済成長期に幼少期から大学生時代を過ごし、社会人になった頃はバブル期真っ最中だった。

 小学生の時、東京タワーの完成を同時代に見て来た。

 国際万国博覧会、expo’70を見に行ったのは中学3年生だった。未来に夢を見る事ができた時代だった。

 子供の頃からアメリカに憧れた。強いアメリカ、自由なアメリカ。

 入学した大学はまさにアメリカ資本が作った大学だった。そこにアメリカがあった。

 レイドバックやシンプルライフなどという言葉が流行った。

 当時はアメリカンロックが全盛の時期でウェストコーストロックが流行っていた。大学の近くに出来たばかりのデニーズへ行ってハンバーガーをナイフとフォークで食べた。

 大学では自由を満喫した。やりたいことは何でも出来た。

 勉強をし、バンドを組んで毎週のようにボールを開催した。

 数々の恋愛も経験した。

 就職などは考えていなかった。

 田舎暮らしに憧れた。晴耕雨読。

 学生のうちに学校の教会で結婚式を挙げたかったが向こうの親の反対に遭い、友人がいるアメリカのロサンゼルスの教会で結婚式をした。

 立会人は航空会社のスタッフだった。

 結婚式の後に友人のミュージシャン等がお祝いしてくれた。

 そこはボズ・スキャッグスが経営するレストランだった。


 

 

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