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Laid-back

  1970年代半ばに大学生になった僕がフレッシュマンの時によく聴いていたのがクラプトンのレイドバック3部作と言われるアルバムだ。

 461 Ocean Boulevard(1974年)

 There's One in Every Crowd(1975年)

 No Reason To Cry(1976年)

 それまでの激しいギタープレイとは異なったリラックスした演奏が心地よいアルバムだった。

 レイドバックという言葉は、レイドバックミュージックというジャンルから離れて当時の流行語にもなっていた。

 バブル時代に突き進んでいく当時の大人達のあくせくした生き方に反発した若者達にはノンビリした生き方は憧れでもあり、受け入れ易かった。

 アメリカで一大ムーブメントとなったウッドストックの画像で知るヒッピー達の自由な生き方は当時の若者には衝撃的だった。

 テレビのCMで流れたシンプルライフという言葉が流行ったのもこの頃だ。

 そして、都会を離れ田舎で好きな事をして生きるという若者がメディアに取り上げられる事が多くなったのもこの頃だ。

 そして僕は田舎での家具作りという夢を追いかけ始めるのだった。

 

 

 

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