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【心に刺さった本】プロセスVS利益重視

本日は、バングラデシュで起業し、「途上国から世界に通用するブランドを作る」というビジョンを掲げて活動をしていらっしゃる山口絵理子さんの本です。

途上国援助、途上国支援、途上国ビジネス、など、「途上国」に関わる仕事をしている方や目指している方にとっては、ご存知の方も多いかもしれませんね。

私自身、日本で会社員をしていたときに山口絵理子さんの本を知り、本屋で涙を流しながら読んでいました。

バングラデシュの大学院を卒業し、そのまま株式会社マザーハウスを立ち上げた起業ストーリーや、そのプロセスの中で考えたこと、アクション、目指していること、など具体的に書かれている本です。

私は、この本を会社員時代に読んで、そして、4年経った今また読み直して、強く感じることは

「利益という結果ではなく、人に貢献するためのプロセスを大事にしなければいけない」

ということです。

「プロセスが大事」だと思えば、経験することに自然とフォーカスできるようになります。

逆に、利益という結果だけを求めていれば、失敗が怖く行動することを恐れてしまう。

ここ数年では「自己実現」という言葉が広まっているように、自分の好きなことで生きていきたいという方や、好きなことで稼ぎたい、という方が増えましたね。

かくいう私も、自己実現をするために、日本の会社員をやめ、副業・起業・移住とやってきています。

でも、そのときに、「稼ぐ」「利益」を先に目指していたら、今の「ビジョン」や生活にはたどり着いていなかったと思うんです。

だからこそ、私たちは先に「好きなこと」「やりたいこと」といった、プロセスを大事にすべきだと思っていて、プロセスを重視できる選択をしていくことが求められる時代なんだと思っています。

ジェットコースターのような山口絵理子さんの人生ですが、困難や苦悩にあたったときの乗り越え方は、山口さんだからできた、と思いがちですが、山口さんの「思考」は、特別な思考ではなく、私たち誰でも大事にしなければいけない「思考」なんだと思います。

今の悩み、決断すべきこと、が「利益」重視になっていないのか?一度、自分自身に問いかけてみることをお勧めします^^


私自身も、山口さんにいつも背中を押されています。大事にすべきものは「利益」なのか「プロセス」なのか、悩んだ時にいつも問いかけています。

ビジネスをしていると、必ず「利益」についても考えるのが起業家・経営者の仕事でもありますが、大事にしたい部分は守り通したいものですね。


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