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芸術や音楽の価値

你好呀,もりおです。

卒論が一段落して、
音楽評論の本を読んだり、初めてヒップホップとか、トラップとかも聴いてみている最近です。

卒論はマンガとアニメ産業の海外展開ビジネスモデルについて書かせてもらったんですが、これをもっと世界を広げ、文化産業の枠(ゲーム、映像作品、音楽、アートなど多岐にわたって)で書き続けたいんです。

それで、こういう、いわゆるカルチャーみたいなのにどっぷりつかっていて、なおかつビジネスを専攻して、ビジネスの観点からカルチャーみたいなものを見る人は少ないので、
大体大学や友人(勉強系)には、
「現代アートの見方がわからないし、感動もしない」
とか
「音楽も作曲者の詩の意味と同じに取れないから意味ない」
とか
「どうやって楽しむのかわからないんだよね」
とか言われるんです。笑

そういわれて、いつも考えるのは
「芸術とか音楽とかの価値ってどこにあるんだろう」と。

音楽の歌詞や、アート、マンガやアニメのセリフや情景

書く人、作る人は自分の中の世界で作るものだし、
それがそのままダイレクトに明確に受け手に伝わることなんてないんすよ!!!

受け手のその日の気分、感情、場所などで確実に!変わるものだと思うんですよね…

だから、芸術や音楽の価値って、
いろんな解釈ができる抽象度にある
と思うんですよね。
そして多様な解釈を許した芸術や音楽って偉大だと思うんですよ。

そういうのって、感情的すぎる。という意見もよく言われるのですが、
それが人間ってもんなんじゃないんですかね。。。

大学院で、理論やモデルばっかり学んできて、
一般的なビジネスはニーズを把握してそこにあてて商品を作ったりするし、論文書くときって、意味って一致していなきゃならないんですよね。

一つの意見を伝えるためにいろんなことを定義して、
記述して述べるのが一般的なのですが、

芸術とか音楽って、どんな風に解釈してもいいわけですよね。

私の好きな画家に、奈良美智さんという方がいますが、
奈良さんの描く女の子の絵は、作品にもよりますが、
怒っているようにも見えるし、悲しんでいるようにもみえるし、
微笑んでるようにも見えるし、
本当に様々で、奈良さんの絵がどんな風に絵の評論家の方に評価されてるのかわかりませんが笑
私はその抽象的な女の子の雰囲気がとても好きなんです。

たぶん奈良さんは違う思いでその作品を作られたのかもしれませんが。。。

昔私はピアノ教室に通っていましたが、
ちゃんと作曲者の意図をくみ取って!とよく言われました笑

正直言って私には作曲者の意図なんてわかんないし気持ちもまるでわかんないし、想像しかできないし、なんなら、私はこの曲聴いて毎日違う気分だわ笑
と思っていた小学4年生とかでした笑

一つずつ意味を定義する論文も楽しいですが、
いろんな解釈ができるカルチャーとか芸術もいいですよね。

芸術や音楽って偉大です。

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