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気になっている田舎の親のこと① はじめに

田舎で暮らす親または義理親の今後のこと、気になっている方も多いのではないでしょうか。

私たち夫婦はどちらも地方出身者。田舎にそれぞれ片親ずつが暮らしていました。過去形なのは先日、夫の母親が亡くなったからです。

高齢になっていく親のことは心の奥では気になりつつも、自分で動けて楽しそうにしているうちは、あえて現状を変えようとする気は起きません。私たちもこれまで「親を自分たちのもとに呼ぶ」という選択をあえてしてきませんでした。

自由な田舎のひとり暮らしと、安心な子どもの近くでの暮らし。
どちらも利点とリスクがあります。

◎田舎でのひとり暮らしのリスク
 →病気・ケガ
 (特に生活に支障が出る場合)
 →防犯
 →孤独死

◎田舎から呼び寄せるリスク
 →友人も知り合いもいない場所での生活
 →住む場所(同居、ひとり暮らし)
 →金銭面

親本人の性格や意思、田舎までの距離、家族の思い、複雑に絡み合っていて一概に答えを出すことは難しく、あえて触れないままの方も多いかもしれません。

夫の母親は田舎に住んだまま生涯を終えました。81才。
お葬式にはおともだちや親戚が集まってくれ、住み慣れた街を巡った後、旅立って行きました。

私の父親は田舎で一人で暮らしています。車がないと不便なのでいまだに車にもバイクにも乗っています。この土地を離れる考えはなさそうです。
でもいつかはこの父親も旅立ちます。離れて暮らす娘として何をしたらいいのか。

今回の義理母のことで思ったこと、気づいたことがありました。参考になることがあれば幸いです。

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