morinoconoco

51歳になった途端、潰瘍性大腸炎と診断されました。 一年間の停滞時期を経て、ようやく変…

morinoconoco

51歳になった途端、潰瘍性大腸炎と診断されました。 一年間の停滞時期を経て、ようやく変わろうと決意。 いろんな出会いと変化の毎日です。

最近の記事

熟睡効果も期待できる自力整体にチャレンジします

年齢とともに体力は落ち、身体にゆがみも出てきます。 さらに潰瘍性大腸炎になった後、身体がカチカチになった感じでした。 腸も心もきっと固まってたんだろうなと思います。 発病から2年半、少しずつ身体も気持ちも緩んできましたが、今回のコロナ、インフル罹患でもっと身体を整えたいと感じていた時にたまたま見かけたのが「自力整体」。 身体のゆがみを改善することはもちろん、熟睡効果があることが魅力的、さらに「整食法」が潰瘍性大腸炎にも良さそう… 早速「すごい自力整体」の本を購入したのでチ

    • 潰瘍性大腸炎の薬をやめて1年、コロナとインフルエンザになりました

      ペンタサをやめ、漢方薬もやめ、最後の再燃から約1年経ちました✨すばらしい。 これまでの経過はこちら 体調は比較的良好です。 食事はなんでも食べてます。アルコールもカレーもちょっとした揚げ物も。 ようやく飲み会にも参加できました。 気をつけてるのは体からの最初のサイン。 口内炎や便秘、左目の痛みなど、いくつかある予兆がちょっとでも出たら、ムリせず、身体に負担かけない生活に切り替えて、改善されるのを待ちます。 その予兆を軽くみて、坂を転がるようにどんどん悪くなり、再燃してしま

      • 潰瘍性大腸炎~変化の記録~⑨自己肯定感の低さの原因は?

        病気はどうも『自己肯定感の低さ』に関係しているようだと 「仕事」「お金」にあたりをつけて深掘りするうち 気づいたことがあります。 稼ぎの低さより気になること 当時のわたしを客観的に見た(この記事)、今の私の感想… 『ひとりで背負いこんで、ひとりで頑張りすぎて、我慢しすぎじゃない?』 『その行動と選択はすでに自己肯定感がかなり低くない??』 ずいぶんと自分をないがしろにしていたことに気づいて愕然としました。 原因はもっと深いところにあるのかも 「仕事」「お金」の劣等

        • 潰瘍性大腸炎~変化の記録~⑧私の劣等感のもうひとつは「お金」

          低い自己肯定感となった背景は複雑に絡み合っていると思います。 「しごと」と並んで、わたしの中に大きな劣等感を生んでいたのはの「お金」でした。 稼げないわたし 公園設計会社に15年勤務しました。 就職したのはバブルがはじけた少しあと。  ”去年まで社内旅行で海外に行ってた”  “去年はボーナスももっと多かった” 先輩方からこんなことを聞くような、景気下がり始めの頃でした。 社会人1年生の冬に起こったのが阪神淡路大震災です。 会社も社員も結構な打撃を受けました。 そして仕事

        熟睡効果も期待できる自力整体にチャレンジします

          潰瘍性大腸炎~変化の記録~⑦私の劣等感のひとつは「しごと」

          潰瘍性大腸炎の発病と低すぎる自己肯定感が無関係ではないようだ、と気づいたものの、どうしたらいいのか皆目見当がつきませんでした。 低い自己肯定感となった背景は複雑に絡み合っていると思います。 でもわたしの中の大きな劣等感は「しごと」と「お金」でした。 しごと歴 小さい時から植物やいきものが好きで、植物に関われる仕事がしたくて大学でも植物のことを学びました。就職したのは公園設計事務所。植物と人をつなぐ仕事に誇りを持っていました。 結婚して子どもが生まれても、0歳児から保育

          潰瘍性大腸炎~変化の記録~⑦私の劣等感のひとつは「しごと」

          潰瘍性大腸炎~変化の記録~⑥病気と体の関係

          潰瘍性大腸炎を発病してから、急激に体のいろんなところに不調が現れました。日に日に衰えていくようで不安でしょうがありませんでした。 とにかく体が硬くなった 発病してすぐから体の硬さを実感していました。 まず腰をねじりづらくなり、首を右に倒しづらくなりました。 椅子に座って立ち上がると太ももの骨が固まってすぐに歩けない状態。 身体全体の流れが悪く、こわばっているような感じでした。 時間がたてば治るかなーと軽く考え、自分でストレッチなどしていましたが、一向に改善されず。もう自

          潰瘍性大腸炎~変化の記録~⑥病気と体の関係

          潰瘍性大腸炎~変化の記録~⑤病気と心の関係

          西洋薬をやめたくて行き始めた病院は、先生自分も潰瘍性大腸炎で苦しんだ経験があり、何年も症状が現れていないとのことでした。「潰瘍性大腸炎は治せる病気」「西洋薬に頼らなくても病気と付き合うことはできる」という信念で治療されていました。 潰瘍性大腸炎とは…? 改めてここで「潰瘍性大腸炎」とはどんな病気か? 『大腸の粘膜に慢性の炎症または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患』であり、原因が明らかになっていないため「指定難病」になっています。 病気と心は関係ある 最初の受診時、先生

          潰瘍性大腸炎~変化の記録~⑤病気と心の関係

          気になっている田舎の親のこと⑥ 田舎の父について

          私の母親は20年前に亡くなり、父親はそれからずっと田舎でひとり暮らしをしています。ひとりになった当初はさみしそうでしたが、年齢的にもまだ60代と若く、もともと好奇心が旺盛でフットワークが軽い性格なのもあって、忙しく充実した日々を送っていたように思います。 私たちのところにも月に1回ほどの頻度で遊びに来ていたこともありましたが、コロナ禍になり、ここ3年ほどは電話で声を聞くだけで、顔を合わせていません。 そんな中、夫の母親が亡くなり、年老いた父親のこれからのことが現実的になっ

          気になっている田舎の親のこと⑥ 田舎の父について

          気になっている田舎の親のこと⑤ 家じまい

          母が亡くなり、早急に家じまいをする必要に迫られました。 団地だったので畳・襖・障子の張替、家財の処分、掃除、復旧が必要でした。基本的にほとんど廃棄の方向でしたが、業者や分別方法も分からないのでなかなか大変でした。 ◎母が倒れた後(病院のついでに)  →冷蔵庫の中の処分、汚れた畳の張替回収  →家庭ごみはクリーンセンターへ持参 ◎家じまい1回目(夫婦1泊2日)  →市のHPに載っていた処分業者へ見積にきてもらう  (鍵を渡して、後日不在時に片づけてもらう)  →畳・襖・障子

          気になっている田舎の親のこと⑤ 家じまい

          気になっている田舎の親のこと④ お見送り

          転院先も決まり、あとは年明けのこまかい日程調整だけ、1月中頃には移動する予定、そんな大みそかの夕方でした。 病院から夫のもとに電話がありました。 「高熱を出していて、予断を許さない状況です」 すぐさま夫は田舎に向けて出発しました。 出発から2時間ほどたったころ、夫から電話がありました。 「間に合わんかった…亡くなったらしい」 田舎に到着したその日の夜中、ようやく対面。 そしてすぐに葬儀社への移動。 大みそかの慌ただしい中、対応してくれた葬儀社の方や すぐに駆け付けてくれた

          気になっている田舎の親のこと④ お見送り

          気になっている田舎の親のこと③ どこで介護を受けるのか?

          左半身不随になってしまった母。 ひとり暮らしは突然の終わりを告げました。 もうあのうちに帰れることはないんだな…と切ない気持ちになりました。 脳内出血して緊急入院した場合、運ばれた急性期の病院にいられるのは症状が落ち着くまでの約ひと月、そのあとリハビリのための病院に移り、その時の主治医により回復がこれ以上期待できないと判断されると退院になると教えられました。 これからをどうするのかを決めていかなくてはいけません。 このまま田舎にとどまるのか、息子のもとに移動するのか。 一

          気になっている田舎の親のこと③ どこで介護を受けるのか?

          気になっている田舎の親のこと② ひとり暮らしのリスク

          先日亡くなった義理母は田舎で生涯を終えました。 けれども本当は田舎から出て来ることになっていました。 急な連絡 ある日のお昼前、夫の携帯に母のかかりつけ病院から連絡が入りました。 「今日、予約してるのに来られません」 電話やLINEしても連絡がつかず。おかしいと感じた夫は実家近くの派出所に連絡し、様子を見てもらえないか依頼しました。駐在さんが部屋の外から声をかけたところ、小さな声で返事があったそうです。母が教えてくれた隠し鍵で入ったところ、母は寝室に倒れて動けなくなっ

          気になっている田舎の親のこと② ひとり暮らしのリスク

          気になっている田舎の親のこと① はじめに

          田舎で暮らす親または義理親の今後のこと、気になっている方も多いのではないでしょうか。 私たち夫婦はどちらも地方出身者。田舎にそれぞれ片親ずつが暮らしていました。過去形なのは先日、夫の母親が亡くなったからです。 高齢になっていく親のことは心の奥では気になりつつも、自分で動けて楽しそうにしているうちは、あえて現状を変えようとする気は起きません。私たちもこれまで「親を自分たちのもとに呼ぶ」という選択をあえてしてきませんでした。 自由な田舎のひとり暮らしと、安心な子どもの近くで

          気になっている田舎の親のこと① はじめに

          潰瘍性大腸炎~変化の記録~④再燃

          ペンタサをやめたのが2022年2月はじめ。 調子もよかったし、何の問題もなくそのまま順調にいくと信じていました。 薬をやめてすぐ~予兆まで 2月に薬をやめてからも快便が続き、食べるものもどんどん自由になっていきました。少しならアルコールを飲んだり、揚げ物も食べるようになりました。カレーもケーキも食べました。もしかして、潰瘍性大腸炎じゃなかったかも、とさえ思っていました。 4月中旬ごろ、トイレットペーパーに軽く血がついていましたが、便秘だったので痔だと解釈し、全く気にも留

          潰瘍性大腸炎~変化の記録~④再燃

          潰瘍性大腸炎~変化の記録~③診断からの1年間

          「潰瘍性大腸炎」と診断されたのは2021年2月24日でした。そこから悶々とした日々を1年近く過ごしました。 通院について 最初の受診から2週間は検査や栄養指導があったため、頻繁に病院に行きました。腹痛は収まっていたとはいえ、本調子ではないし体力も落ちていたのでしんどかった記憶があります。落ち着いた7月以降は2ヶ月に1度の通院になりました。 薬について 基本的な薬はペンタサ94%と整腸剤の2種類でした。 発病から約4か月間はペンタサ2000mg1袋2回/日、それ以降はペ

          潰瘍性大腸炎~変化の記録~③診断からの1年間

          潰瘍性大腸炎~変化の記録~②診断まで

          「潰瘍性大腸炎」と診断されたのは2021年2月24日でした。 前年〜診断前の激痛まで 診断される1年ほど前から症状は出ていたように思います。 最初→眠れない日が続く、左下腹が硬い 次第に→真っ赤な下血、お腹から変な音、ガスが溜まる、粘血便が出る、ふわふわした粘液がでる、トイレの回数が増える、下痢する、トイレの切迫感が増す、お腹が痛い ただずっと症状が続いていたわけではなく、快便になる時もあったので大したことには思えませんでした。数年前に受けた大腸内視鏡検査で「腸はとて

          潰瘍性大腸炎~変化の記録~②診断まで