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島日記 ポン酢を作る

島には柑橘類が多いので、大量に手に入った時は絞って冷凍しておく。
皮は冷凍するか乾燥させる。
柑橘がない季節はそれでポン酢を作る。

市販のポン酢やめんつゆ類を買わなくなって久しい。
慣れてしまえば作るのが当たり前になる。
手間はかかるが、いい素材を使っても市販品より安上がりでおいしいと、思うことにしている。
この歳になれば、さしすせそ以外の調味料も必要ない。
誘惑に負けて買った珍しい調味料は冷蔵庫で眠っている。

果汁のストックがなくなったので、宅配コープに注文した。
小粒のかわいいものがきた、カボスのつもりがスダチだった。
ユズぐらいの大きさだと思っていたので一瞬、あれーとなる。
これではとても足りない。

「酢の橘」スダチは徳島県特産、沖縄のシークワーサーと同じくらいの大きさ。
カボスは大分県特産、スダチよりも酸味が穏やかである。
ユズは香りがいいが、あまり手にはいらないからお値段がもいい。

私のポン酢のレシピは果汁と醤油が同量、味醂が好みでその5分の1ぐらい。
カツオブシとコンブ、あれば干しシイタケを全部入れかき混ぜて冷蔵庫で寝かせるだけ。
コンブやカツオブシは入れれば入れるほどおいしくなるそうだが、適当に入れている。
柑橘の種類によって味も変わるがそれもまたよい。

これからは鍋の季節になる。
たくさん作って冷蔵庫に寝かせておこう。
寝かせれば寝かせるほどうまくなるという。
おでんも好きだが、一人では材料費がかかりすぎるのでたまに。
あるもので間に合う一人鍋は毎日でもいい。

手作りのポン酢があれば言うことなし。
青唐辛子の季節だ。
少なくなったユズ胡椒も冷凍しておいたユズの皮と作らなければ。
ちなみに、ポン酢はオランダ語の柑橘をあらわすポンスからきているそうだ。


スダチ
カボス
edit oitaのマガジンより
カボス ユズ スダチ
島トウガラシ
極楽鳥花花盛り
早朝
威厳見せすぎな太陽
誰そ彼時


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