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[廃材DIY]郵便ポストを作る

2015/07/11

引っ越して間もなく、郵便屋さんに言われました。


「ポスト早めに設置して下さいね!」


他の作業をしていたけど、忙しさにかまけて忘れてしまいそうだったので、その場で直ぐに合板の端材で作って設置しました。

デザインも使い勝手も、何も考慮しないで作ったので、出来上がったポストは酷いものでした。

見た目が酷いだけでなく、どこにも固定しなかったので、容易に持ち去ることも出来る仕様だったのです。

合板に安い防腐剤を1度塗布しただけなので、劣化も始まっているように見えます。


作り替えます。


簡単な設計図とコンセプト

・今回使う材は貰ってきた廃材。良い意味でも悪い意味でも年代もので、ずっと雨ざらしだったもの

・雨で錆びさせたくないので、出来るだけコーススレッドは使わない方針

・容易に持ち運ばれないように固定する

[設計図]


接合は基本的にダボを使いますが、雨に濡れない底面は、コーススレッドでガッチリ固定します



[ポストを接地する杭と受け板]

支柱を地面に突き刺し、ポストを設置する受けを作ります


作業開始

A4サイズの郵便物が入るサイズです

木工用ボンドを流し込み、ダボを打ち込みます
ダボ穴の深さを一定にするためにテープでマーキングします
反らないように重石をして乾燥を待ちます

※今回は乾燥に1日を費やしました

ボンドが乾いてから、端をきれいにカットします
仮組みをしているところ

良さそうだったら、サンダーで表面をきれいに削ります

サンダー掛けが済んだら、オイルステイン(チーク)を塗布します

乾燥したらニスで保護(以前家の床に使った床用ニスが少し余っていたので、これを使い切りました)

次の日、ニスが乾いたことを確認したら、いよいよダボに木工用ボンドを塗布し、それぞれのパーツを接合していきます

接合後は、乾燥するまで重しをして一日くらい待ちます

蓋の無い箱が出来ました

乾燥を待つ時間があるので、何気に日数が掛かります

蝶番で蓋を取り付けます

失敗したくないところなので、事前に下穴を開けました

既成品のポストによく見る、パタパタするものを取り付けてみましたが、バネを付けなかったので常に半開きの状態になってしまいました

針金を加工して、、
手紙と書いてある、アンティークの真鍮プレートを取り付けてみました

時間を掛けて作っていたので、既に愛着が湧いてきたのかもしれません

野外で使うにしては材の保護がイマイチと思い始め、撥水剤をたっぷりと塗布することにしました

無いよりはマシだろうと、簡単な鍵代わりの引っ掛かりを付けてみました

※このポストで初めて郵便物を受ける際に、家からその様子を眺めていることが出来たのですが、この引っ掛かりは直ぐに外されてしまい、上蓋を開けられていました

その日の荷物に対してポストの入り口が小さかったとはいえ、少しショックでした

ポスト部分は完成しました

こうして見てみると、下手くそだと思います

※角を落として丸みをもたせればもっと良かったのかもしれません…

番地を書く為に工作をしています
支柱にサンダー掛けをして塗装をします

番地を書いたプレートを取り付けたら出来上がりです
以前のものはとても酷かったので、それに比べれば大分マシにはなったと思います

もっと上手く作れるように、少しずつでもステップアップしていきたいと思います


おしまい

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