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運命を信頼すること。【ミセス・ハリス パリに行く】ネタバレ含む 映画の感想



私はあるパクチー大好きお姉さんに陶酔してるのだけど、彼女がおすすめしてた映画、「ミセス・ハリス パリにいく」をみた。

いま大事だなーって思ってることが全部画面の中で起こっていた。

わたしは、調子のよいときは
できたらこうなってほしい、これがいいけど
いまそうならなくても大丈夫だな
どっちにしろ楽しい。
みたいな感覚のときがあるんだけど

そんな気分で
自分を見守るようにミセスハリスを見守った2時間

以下ネタバレになります。

メモみたいな感想と
最後にグッときたセリフ


● 犬に100ポンドかけるシーン


うわーすりそう。
でも、たとえスっても大丈夫だな。
(映画だからそう思たのか、彼女がお告げに従ったからそう思たのか)

● サルトルめっちゃ出てくる


パリでは飲んだくれもサルトル読んでるのか?

● いちばん自分にぴったりのものもの以外は去っていく。必要な役割を果たして

いちばん欲しいドレスが買えないときも
きっと最終的に来るだろう、って思えた。

映画だからかもしれないけど、
「いちばんはちゃんと来る」
って信じながら見れた。

● もったいないとは?

(ずっとディオールのドレスをしまい込んでる夫人が)
「ディオールを燃やした娘が ひどい売名行為 なんてもったいない」
っていうシーン

しまっておくのももったいない
「ドレスは喜びと驚きのため」に作られているのに
彼女は掃除婦でもないのに見せるところがないのかしまいこんでいる

それこそ、なんてもったいない。

● 「掃除のおばさん」発見と男女のすれ違い


ミセスハリスに惹かれてる伯爵が
愛を語るシーン

「私に笑顔をくれた人を思いだした」
と彼が連想したのは
寄宿学校時代に慰めてくれた掃除のおばさん

彼の言葉のウェイトは「掃除のおばさん」
ではなくて彼女の人となりとかキャラクターとか在り方だったのに
ミセスハリスは怒って帰る

「見返りを求めず人を安らぎを与える人」
と自分を形容されて

「そう見える?」と帰るミセスハリス。

ここに男女のすれ違いをみたように感じた。

男性は女性に幻想、自己犠牲、きれいさ(見た目のほうじゃなくて心の)をみて
ありのままのその人が見えなくなって、

女性は男性のちょっとした言葉に自分のコンプレックスを刺激されて、
ありのままの愛の大きさが見えなくなって怒る
みたいな。

でも、幻想をみてもいいし
自分的地雷ワードに怒ったっていい。
とも思えたし。

どうしたら2人が付き合うルートになったんだろう?と考えたりもした。

●ちょっとやってみた実験


昨日、潜在意識の書き換え(情報空間操作というもの。あやしい!怪しいの大好き笑)
の話を聞いたので、
「決めて」観る実験をしたのね

アマプラだからモノはないんだけど、
映画のDVDのケースをイメージして
「完璧」というキーワードをその中に入れてみた。

そしたらアトリエを見学するシーンで
ミセスハリスが
「完璧!ここは天国だわ。」
とうっとりして、そこに受け入れられていく…
というシーンが出てきた。

なんかいいな、こんな流れ
と思ったよ。

以下グッときたセリフのメモ


⭐️「始めましょ」
(Now we business て聞こえた)


⭐️透明人間

「伯爵は誰も受け入れないわ」
「私は透明人間よ」

⭐️女性が必要

「女性が席を立つと男性は10分も持たないの
彼やディオール氏に今の水準は保てない

ゴミを片付け庭を美しくする
誰も気づかないけど
私たちがいないと全てが台無しになる」

⭐️自尊心

「私を見下す人に忠誠は誓えません」


こうやってメモでいい、って思えるとnote楽に書けるな、っていう気づきでした。

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