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Reflection Journal 2019年6月7日 朝 から 9日朝

長野で2泊する。今朝起きて感じたことは、東京と違ってざわつき感がないことだ。静かに時間が流れる。そんなことを気づいたのも、このリフレクションを書いているからだ。やはり、思考の世界に持っていかれて、人生を過ごしている。ここから脱却するのには相当な覚悟が必要なのだろう。ただ、生まれたての子牛が立つのと同じぐらいたやすいことなのだというは理解できているが、実践がなかなか難しいものだ。

3日間連続でワークショップをやり、リフレクション・ジャーナルを書くことができなく残念だった。残念だっという素直な気持ちと、毎日ブログに上げるという週間が途切れてしまったという残念感がある。しかし、ここのところ少々忙しい中で、無理して書いていたこともあり、必ずしもリフレクションになっていたかが疑問なので、今日はじっくり書きたいと思う。


1.3日間の体験(全体の振り返り)
全6回の1日ワークショップ、1泊2日のワークショップで連続3日間のワークショップをやったが、全部社長を絡めた経営層へのワークショップであった。会社を変えるためにはこのクラスに成人発達理論を絡めたワークショップをやることが1つのゴールだったので貴重な体験ができた。
ワークショップのカギは、「変容」つまり「自分に軸が向くか」ということだった。最後に必ずチェックアウトでコメント頂いているが、昨日は「色々な研修をやってきたが、自分が悪いという落しどころになる研修は初めてだった」という表現をいただいた。厳密に言うと、自分が悪いということでもないの出るが、取締役クラスが自分の発言が会議を停滞させている。意思決定を遅らせていることに気づけたのは良かったと思う。
一緒にやったDさんからは、まだまだ切り込める・ブラッシュアップできるというアドバイスもあり、可能性をまだまだ感じる。ワークショップ的にうまくった部分・課題が残る部分も明確化できて良かった。

まだスタートしたばかりのワークショップであるが、今回は下記のようなテーマを取りあつかえた。
○成人発達理論×イノベーション論
○成人発達理論×会議方法の変更(真の対話の実現)
○成人発達理論×意思決定の迅速化(阻害行動からの脱却)
もう少しつなぎをうまくすると、より成果が高いワークショップができそうだ。

経営層に自分ごろに内省化してもらうことを「深く・きつく」やるというより、「軽く・楽しく」やっているので、次回以降は「深く・楽しく」をテーマに進めていきたい。何よりもチャレンジできて楽しかった。


2.ある会社のワークショップ(2日研修)
2日間は、本部長クラス(常務~本部長クラス)のチームビルディングである。トップダウン型の組織風土が根付いているので、それをどう変えていけるかがカギになる。一人ひとりは発達段階3.0~4.0ぐらいと推測できるのでるが、会議体になると全員が3.0になるような感覚がある。取締役本部長(過去数々に修羅場に会い、イノベーションを起こしてきた方)が「俺はどれくらい権限があるか分からないけど」みたいな発言をする。一人ひとりは自律的しているが、トップダウン型の組織で会議体(≒コミュニケーション面)がまだまだ発展途上という感じである。

阻害行動を共有して、真の対話ができる環境を作ることができた。1日目の終了後、「この本音を言える環境を今後も継続できるかが不安だ」という声が出るほど、場が緩んだ。2日目は、
ひたすら対話をしながら、「イノベーションが起こせる組織づくり」「ビジョン達成のイメージの共有」「今後の会議体の設計」ができた。最後の感想を聞いて、「本当の意味の対話が体感できた」「ビジョン実現の道筋が描けた」という当初の目的に加えて、「このメンバーで一緒に経営できて幸せである」「ビジョンは必達する」「自分が組織に悪影響を与えていたことに気づいた」など深い内省や感受性の領域まで導くことができた。

特に、話し過ぎる・主張が強い2名の方がいらっしゃり、その方が議論の場を混乱させていたたが、その状態に本人が気づけたようで良かった。60歳前後の取締役以上のメンバーで気づけることが分かり可能性が広がった。真の対話をすれば、本音が言え、自分にも軸が向くことが分かった。

最後に、主体・客体の内省型リーダーシップの話をしたのが刺さったようだ。

【イノベーションについてアウトプット】
①闇研機能の組織の設置(会議に報告しない・予算をつける・トップクラスの人材を選任)
②闇研機能の組織に対して、役員が責任を持ち、リーダーを守る
③M&Aの必要性について再確認
④横断型プロジェクトの兼任→専任化
⑤経営会議体の変更
などの意思決定が図れた。ACTIONまで落とし込めたことが良かった。
(自分はついついあいまいで終わる傾向があったので、しっかり行動まで設計できてよかった)

【経営会議の変更】
①報告事項の原則廃止
②○万円以下の審議の廃止
③不必要な資料の削減
④重複する資料の簡素化
⑤会議時間の厳守
などが決定できた。皆さんが無駄だと思っていることを改善できて良かった。取締役+本部長クラスを20名近く拘束してきたと考えるとぞっとする。


3.ある会社のワークショップ(2日研修)終了の感想 自己内省
一人ひとりに気を配りながら進めようと思いながら、ついつい自分の世界に入ってしまう。2,000名規模の取締役を中心にワークショップを進めるのはやはり気を遣う。

表面的な成功しても、内面的には成熟しない・発展しない自分が悔しい。
一緒にサポートしてくれたKさんの存在があるものの、自分一人でやっている感覚がある。自分の中で孤立を作っている感じがあり、エネルギーが循環しないので疲れる。その疲れを感じながら、たまに自分に戻りつつ進めていた。まだまだ、エネルギーの場づくりの観点で、本当の意味での場づくりはできてない。体感的に「一人が好き」みたいな感覚はある。


4.社内が炎上
自分が関係している・そうでないものあるが、人間は最終的には「感情で動く」ことが分かった。どれだけ勉強しても、リフレクションしても、阻害行動を選択してしまう自分がいる。自分の中で、合理性を持って進めても、他人が不合理さ=悪い感情をいだければそれで終わる。
そこまで分かっていても、少し社内から身を引く時期になってきている。そして、それを上手に進めていくのも今回のチェレンジだと分かっている。


5.夢日記
以前登場した出光時代のY販売店さんの朝礼の場面である。
横はゴルフ場、朝礼会場はます釣り場みたいなところである。100名ぐらいの社員が集まっているが、なぜか女性は浴衣を着ている。

自分の認識的には現代にいる。20年以上も経ってふと朝礼に参加した時間認識を持っていた。専務や他のメンバーも声をかけてくれる。僕の名前を忘れたのか名札をのぞき込んでくる人もいる(なぜか名札は自分の名前ではなかった)。

後ろのほうで朝礼に参加していると、盛んに横の女性がアプローチをかけてくる。私は「富士宮から来たのよ」「僕は御殿場からきた」などコミュニケーションしたが、うれしいのだがやめてほしいという感覚があった。朝礼なのでやめて欲しいという感覚より、女性が苦手という感覚も混ざってである。

後半に、その当時にお世話になったMさんと一緒になり、
「どうしているの?」と聞かれ、
「会社順調だが、働く稼働を50%ぐらいにしている」と答えた。
「副社長は怒っていないの?」と聞かれ、
「怒っていないことはない」と回答した。

その後、もう一人加わり、歩きながら移動した。

【夢日記をひも解く】
自分の人生の中での1つの起点になったY販売店さんを訪問しても良いかと感じた。昔話も盛り上がるだろう。後半は僕の現状と心境をそのまま表している。そのままということは、自分が認識している感情と、自分の潜在意識の感情が一致しているということなので、それは酔ことだと思う。

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