五代目 柳家つばめ著 「落語の世界」

 この本の存在は、5月10日に開催予定だったが延期された「名作落語本を読み、語る会 第二回」のテーマになっていたので知りました。
 著者略歴によると、1927年生まれで教員を経て5代目柳家小さんに入門した大卒の落語家第1号です。1963年に真打に昇進し、政治や社会を諷刺した新作落語で人気を博したが、1974年に早世しました。
 本書は、1967年に出版された後絶版になっていましたが、2009年に文庫化されました。
 「名作落語本を読み、語る会 第一回」のテーマは立川談志著「現代落語論」でしたが、それに続く第二回に選ばれたのも納得できる面白い本でした。

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名作落語本